中国メーカーの紅双喜製ラケット、キョウヒョウハオが好みだったので使っています。予備を兼ねて新しく購入したところ、スペックがかなり違うようです・・・。中国っぽくはあるものの、あまりにも違うので予備はネットの中古品にしようかと思案中です。
キョウヒョウハオ(狂飙皓)
元世界ランキング1位プレイヤーの王皓(ワンハオ)が使用していたとされる選手モデルのラケットです。プラスチックボールに変わったのと同じ、2014年に引退した選手なので、現代卓球用に作られたラケットではありませんが、5枚合板で結構よく弾むのと、ラケットの重心、打球感、打ちやすさなどから今もコアなファンはいる、はずです。
以前は、ニッタクがJTTAAマークを付けて販売していたこともあるので、JTTAA付きのものもたまに流通しています。
予備を購入した!
製造されてはいますが、もうしばらく使いたいので予備を購入しようと思いまして、新しく購入しました。
ワクワクしながら開封して、データを見てみたところ何か違う。これってかなりベツモノでは・・・。

新しいほう

前から持っているほう
厚みが0.1mm違うのはいいとして、ラケットの重心が12mm違います。跳ね返りの大きさは同じくらいで減衰率(?)が結構低くなっています。
参考(?)に同じく新しく購入した狂飙皓3のデータを見てみたところ、

キョウヒョウハオ3
少し分厚いですが、重心は120mmで前からのキョウヒョウハオと同じで、跳ね返り、減衰率も同じくらいです。新しく買ったキョウヒョウハオ3のほうが実は近いのかもしれません。(板の感じが大きくちがいますので、多分そうはいかないですが)
検索してみた
カードの情報はあまりでていないのであれですが、出ているものを見てみると、
- 18-09
- 79.5g
- 5.56mm
- 123mm
- 221mm
- 64%
- 12-11(3)
- 82g
- 5.76mm
- 123mm
- 215.7mm
- 不明
- 20-06(3)
- 85g
- 5.84mm
- 120mm
- 210mm
- 66%
- 14-07
- 88g
- 5.62mm
- 118mm
- 221mm
- 67%
サンプル数はかなり少ないものの、重心位置が130mm超えどころか125mm以上の個体も(キョウヒョウハオ、ハオ3ともに)見当たりませんでした。
先端重心の個体
まだフィルムを剥がしていないので何とも言えませんが、重心はラケットの先にあるように思うので、多分普段と同じラバーを同じように貼ったら振れないのでは、と思う一方、ペンラケットっぽく強烈な球を出しやすいかもしれません。
製造は続いているよう
何にせよ、2021年11月に発注した店舗の在庫が2021年5月、7月製造だったということはまだまだ売れ続けていて、製造は続いているということです。JTTAAマークがついた新しい個体がもう製造されていないのは残念ですが、製造されているというのは良いですね。
現在ニッタクで売られているキョウヒョウ龍5はかなり高価なラケットですが、キョウヒョウ皓は手に入れやすい価格、ということで人気があるのかもしれませんし、王皓の人気がまだまだあるのかもしれません。引退してかなり立つ上に自分の関連ブランド(LOKI)もある選手のモデルラケットを製造し続けている紅双喜ってすごいです。
確認できるならしたいけれど・・。中古?
今回購入した個体が現在の標準品なのか、たまたまなのか、2021年以降の個体のデータカードがネット上で見つからなかったので不明です。
国内製品だといろいろ指定で買えたりはしますが、中国なので・・・うまくコミュニケーション取れればひょっとしたら確認して購入できるかもしれませんが・・・。
中古品で同じような個体を購入する方が幸せかも。
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