Lumixの4Kフォト、パナソニックのデジタルカメラ

最近のパナソニック製デジタルカメラ、Lumixシリーズに搭載され始めた、4K Photoという機能が気になっています。4K Photoが気になって、Lumix DMC-GX8を買おうかとも検討したので、4K Photoについて調べてみました。

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4K≒4000

4K、と聞くとどうしても流行の4K動画を思い浮かべてしまいます。

video-camera

4K Photoは、名前の通り4K画質(横3960ピクセル×縦2160ピクセル)で写真を撮るというだけのことで何も面白みがないように思いますが、パナソニックのサイトを見るとかなり使ってみたくなる機能です。

4K Photo

4K Photoの素晴らしさのようなものはインターネット上にたくさんあります。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20150526/1064792/?P=2v

分かりにくい—4K Photo

パナソニックの公式サイト上に4K Photoの解説ページがあります。このページが分かりにくく、4K Photoについての理解を妨げています。むしろ、誤解・混同を狙っているのではと感じるほどです。

ページのURLを見ると、

http://panasonic.jp/dc/4kphoto/

とデジタルカメラ(dc)の4KPhoto解説ページだと主張しています。ページタイトルは”Lumix 4K World”で、「Photo」の雰囲気を紛らわせ始めています。

そして、次は「4K動画対応機種」についての解説が始まります。4K Photo対応機種についての言及は最後まで出てきません。

別のページへ移動すると、4K Photo対応機種として4K動画対応機種がすべてリストアップされています。

そして製品一覧ページでは、4K Photo対応がアイコン化されているのですがアイコンが2種類なぜかあって2種類の違いが分かりません。おそらく、フィルムっぽいフォルムに4K Photoとと書いてあるほうの4K Photoは、動画撮影の一環として4K Photoモードがあって、切り出し対応しているのだと思います。

発売後にファームウェアのアップデートで4K Photoモードを追加された機種と発売時に既に4K Photoモードが搭載されていた機種とが混在しているので、後で機能を追加してくれる姿勢は好きですが、ウェブサイトを見ても分かりにくい一因だと思います。

3つの4K Photoモード

DMC-GX8、DMC-G7、DMC-LX100の3機種には、3つの4K Photoモードが搭載されています。

  1. 4K連射
  2. 4K連射(S/S)
  3. 4Kプリ連射

の3つです。

4K連射と4K連射(S/S)の違いは、前者がシャッターを押している間30枚/秒で連射を続けるモードで、後者の(S/S)付はシャッターを押すと連射が始まりもう一度押すと連射が終わるところです。

4Kプリ連射だけ特殊で、シャッターを押した前後それぞれ1秒の間30枚/秒で撮影してくれるモードです。これを使うと60枚の連射から欲しい瞬間を捉えることができます。シャッターを押す1秒前という点が嬉しいところです。

4K Photoの仕組み

4K Photoの仕組みを一言で片付けるなら、「30fpsの4K解像度のMP4動画を撮って静止画を切り出す」ということになります。

なのですが、普通に動画を撮ったのでは、4K Photoのようにはなりません。

パナソニック以外で4K動画?

他のビデオカメラやデジタルカメラでも800万画素程度の動画を撮れるものはありますが、4K Photoのようにはいかないと思います。4K動画を撮影できるカメラは、Sonyのα7S II/α7R IIやNikonのNikon1 J5が挙げられます。

ただし、Nikon1 J5の動画性能は、4K動画の場合15fpsです。

4K Photoと同じコンセプトの動画を撮るには?

4K Photoと同じようなコンセプトで写真を撮ることができる機種はあり、4K Photo的に撮るためには「動画撮影時に露出をある程度設定できる」ことが必要になります。

Canonのデジタル一眼レフなどでは「動画のマニュアル露出」ができるようなので撮れるはずです。

手持ちのOlympus E-P3で見てみましたが、キットレンズをつけて露出補正をしたり、マニュアル露出モードで動画を撮影するようにしてみても、4K Photoのような「瞬間を捉える」画像は撮ることができません。

私のE-P3で瞬間を捉えた動画を撮ることができない理由は、動画撮影時は動画として再生されることを前提に露出が決められているからです。

「止まった」「瞬間を捉えた」写真を撮るためには、シャッタースピードが速い(30ミリ秒ではなくて0.1ミリ秒、など)必要があります。そうしないと被写体がぶれます。一方、動画を速いシャッタースピードで撮影すると、動画として再生したときにカクカクとして見え違和感が生じます。

そのため、普通に撮影した動画では、30fpsの動画ではシャッタースピードが1/30秒に近い値になるように撮影されます。

E-P3の場合、動画撮影時に露出補正値を-3.0EV~+3.0EVで設定できますが、ISO感度は自動で固定され、絞り値・シャッタースピードは設定できず自動で決められてしまいます。

そのため、E-P3でも近いコンセプトの画像が撮れないわけではなく、電動絞りがついていないレンズ(OlympusボディキャップレンズBCL-1580など)を付けて露出補正値を-3.0EVに設定した上で、絞りを解放すると、かなり「止まった」動画が撮影できました。(ただし、4K Photoのページにあるような例のようには止まってくれません。)

ISO感度を最低にしても動画に適したシャッタースピードでは明るすぎる、という状況を作ったら、シャッタースピードを速くしてくれたようです。

Olympus E-M5 Mark IIでは撮れるのか?

今、買おうかと思っているOlympus E-M5 Mark IIは、動画のマニュアル露出ができるかどうか、マニュアルを読んでも分かりませんでした。

インターネット上に有用な情報があり、問題はありそうですが撮ることはできそうです。

が、解像度がFull HDで画素数が200万に留まりますので、写真としてはかなり辛いものになってしまいます。

無難な結論としては、4K Photoに対応しているコンパクトカメラであるDMC-LX100、DMC-FZ1000、DMC-FZ300が良いと思います。4Kプリ連射(シャッターボタンを押す前の1秒が撮れるモード)があるのは、最新機種のDMC-FZ300だけです。

DMC-FZ300は2015年9月28日時点で70000円ちょっとです。

とりとめがなくなりましたが、Panasonicの4K Photoは今のところオンリーワンとまではいきませんが、アピールポイントとしては確かに大きいと思いました。

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