大手アフィリエイトサービスのA8を使っています。ここのサイトをHTTPS化して気づいたことがあります。A8.netで発行されたアフィリエイトリンクは、HTTPS非対応なのです。
2016年7月26日に、ついにA8.netがSSL化されました!
A8.netのサポートに問い合わせをしてみました。
A8.net
A8というのは、ウェブサイトなどに載せるインターネット上の広告を取り仕切る広告代理店の一つです。
A8から広告を載せるのは非常に簡単です。Google Adsenseなどのクリック保証型広告と違って、掲載するサービスとの間で個別に提携して広告貼り付け用コードを発行してもらう必要があります。
とはいっても「提携を申請する」を押すだけです。サイトの規模・ジャンルと提携先によっては、断られたり返事が数日来ないこともありますが、へこまないことです。
他のサイトでは外部画像を表示できたのですが、ここではなぜか表示されません。何かサイトの設定をしくじっているのかもしれません。
広告の出し方、出す広告を工夫すると、大きな収入につながります。広告の出し方、出す広告の魅せ方次第で、大きな収入を得ている人もいます。
初心者でも稼げる場合もあると思いますが、努力と才能、かける時間次第ではないかと思います。
A8.netの広告コード
そんなA8.netから出してくる広告コードですが、
<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=******+******+******+******" target="_blank"> <img src="https://www23.a8.net/svt/bgt?aid=************&wid=***&eno=**&mid=*********************&mc=******" alt="" width="238" height="60" border="0" /></a> <img src="https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=******+******+******+******" alt="" width="1" height="1" border="0" />
こんな感じになっています。
前半の<a href=…>から</a>までが実際の広告で、バナー広告なので<a href=…></a>に<img />タグが挟まれています。そのあと、もう一つ<img />タグがついていて、表示回数をカウントしているらしいです。
問題になるのが、<img />タグに含まれるURLで、必ずhttp://で始まっています。そうすると、ウェブサイトにSSLを導入してhttpsを使っている場合、混在コンテンツ(ミックスドコンテンツ)として扱われてしまい、警告が出てきます。
今、このページを見ているブラウザのインターネットアドレス部分に、鍵のアイコン()が出ているはずですが、そこにブラウザによって違いますが何か警告が出てしまっているはずです。
この警告を除去するためには、ページ内で使っているソースを全てhttps接続にしなくてはいけません。外部へのリンク(<a href=…>)で飛ぶURL自体はどちらでも大丈夫です。
A8.netに問い合わせ
ここのアドレスを単純にhttpsに変えた場合、接続できません。駄目元でA8.netに問い合わせをしてみました。
お世話になっております。A8.
netサポートセンターでございます。
この度はお問合せありがとうございます。お問い合わせ頂いた件でございますが、A8.
netではHTTPSに対応した
広告素材はご用意しておらず、またHTTPSに対応できるよう改変しての
ご利用等はお控えいただております。恐れ入りますが、
ご用意させていただいている素材をそのままご利用
いただきますようお願いいたします。今後ともA8.netをよろしくお願いいたします。
だそうです。
バナー画像を使わないテキスト広告の場合には、後半の<img />タグを取り去ることで一応httpsに対応させることができますが、バナー広告を利用している場合にはイメージ画像を取り込まないとダメですね。
そして、どちらも規約違反ですのでNGです。一部で<img />除去なら大丈夫だという話もあるようですが、一部の大手サイト限定で一般ユーザーは駄目のようです。
解決策
どうしても、該当ページのHTTPS対応を何とかしたい場合、クッションページを使うことも可能性としてはありだと思います。
クッションページというのは、2chなどでよくある外部リンクの方法で「外部へ飛びますが良いでしょうか?」というページへ一旦誘導する目的で設置されるものです。
場合によっては、自動でそのまま外部サイトへ転送させるという方法もあるようです。
ただ、広告素材を使わずにクッションページに飛んでもらってそこでもう一度クリックしてもらう形にしなければ、規約違反と考えるのが自然ですので、難しいかもしれませんね。
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