Androidスマートフォンをリカバリーしたりするのに、ADB/Fastbootプログラムが必要になるときがあります。
新しいパソコンに導入したので、方法を残しておきます。
(備考:Windows 7までは簡単にADBを使用できますが、Windows 8以降、Windows 8.1、Windows 10などは、Fastbootを使うのにいくつか設定が必要です)
Android SDKの入手
AndroidはGoogleが開発しています。Google以外からも手に入るサイトがあるかもしれませんが、マルウェア等望まないプログラムが組み込まれている可能性も否定できないので、公式サイトからダウンロードしましょう。
Android SDKか開発ツールを含んだAndroid Studioですが、SDK以外を含まない「Stand-alone SDK」で十分だと思います。
Android Developersで、Develop、Installing the SDKを選ぶとダウンロードするためのページが出てきます。
ここで、「download the SDK now」をクリックすると、下のほうにあるダウンロードリンクまでスクロールしてくれます。
Windowsの場合はインストーラー付きとインストーラーなしとありますが、どちらでも良いです。インストーラーがあるほうだと、インストール用件をチェックしてくれます。
Android SDKのインストール
ダウンロードしたインストーラーを起動してインストールを行うか、ダウンロードしたZIPファイル(android-sdk_r24.4.1.windows.zipのようなファイル名)をどこかのフォルダに展開します。
Java SE Development Kit
最初はインストーラーを使わずにZIPファイルを展開したのですが、起動できませんでした。理由は簡単で、Android SDKを使うには「JavaのJDK」が必要だったからです。OracleのJava開発キットのページからダウンロードします。
必要なファイルは、Java SE Development Kitで今回使ったバージョンは8u66です。ダウンロードしたファイルはjdk-8u66-windows-x64.exeでした。(32bit版Windowでは末尾がx64のファイルではなくi586を使用します)
インストールする必要があるのは、JDK(Development Tools)だけでJRE(Public JRE)とソースコードは不要です。
Android SDKをインストールしたら
Android SDKとJDKをインストールできたら、SDK Manager.exeを起動します。
SDK Manager.exeは、Android SDKファイルをインストールするインストーラーになっています。
Android端末へアクセスするだけなら、
- Tools内のAndroid SDK Tools
- Tools内のAndroid SDK Platform-tools
- Extras内のGoogle USB Driver
をインストールすれば足ります。
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