Google Adsense、コンテンツマッチ広告の王様

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クリック保障型報酬の広告サービスの王様です。Googleは言わずとしれた検索サービス界の神様として君臨、支配しています。仏様として暖かく見守っていますが、クリック保障型広告でも強力なAdsenseを運営しています。

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アドセンス

類似サービスの忍者AdmaxとAdstirを試しましたが、Googleアドセンスと比べると広告の種類、配信率、クリック率、クリック報酬どれも一段劣りますし、アドセンスのほうが表示もスムーズです。

アドセンスの難点は禁止事項に触れてしまいやすいため、張るサイトを選ぶところです。禁止事項に抵触した場合、アカウント剥奪が起こりえます。

気をつけてサイトを作らないと、独自のコンテンツがないページ(目次のみとか、検索結果のみ、タグ一覧など)に表示されてしまい、審査に通らなかったりアカウント停止を受けることがあります。

クリック率は?

サイトの種類によって違うと思いますが、ネットを検索していると0.2~1%程度と思われます。時々、2%以上と報告している人もいますがどうしたらそこまで高くなるのか不思議です。私の別サイトでも上記範囲に収まっています。

コンテンツによるクリック率の違い

個人的な感想ですが軽めのコンテンツのほうがアドセンスのクリック率が高いと思います。

私のサイトでは一生懸命時間をかけて作り上げたコンテンツは検索で多くの人が見に来てくれるのですが、アドセンスのクリック率は軽い時事ネタのほうが高いです。

サイトに来る経路によるクリック率の違い

よく言われることですが、ブログランキングのようなサイトやポータルサイトから来る閲覧者よりも、検索エンジンから来る閲覧者のほうがクリック率が高い傾向があります。

ただし、「率」が低くともたくさんの人が見に来てくれたほうが「クリック数」は高くなりますし、ソーシャル拡散も起こりやすいので無駄ではありません。

PC・スマホ・タブレット間でのクリック率の違い

私のサイトでは閲覧環境によるクリック率に明らかな違いはありません。

ただ、特にスマートフォンの場合、広告の配置によっては誤クリックが非常に起こりやすくなります。例えば、サイトの本文が表示されてから、広告が後から表示されてきてサイトの表示が「ずれる」ことがあると思います。私もよく誤クリックしてイラッとすることがあります。

誤クリックを起こしやすい配置を推奨している人もいたりしますが、アドセンスの場合はクリック後の訪問者の行動を見て、誤クリックが多いサイト(もしくはアカウント)のクリック報酬を下げる処置を行っているそうです。

サイトに来てすぐに「戻る」で検索に戻っていくような人が多いサイトも評価を下げるらしいですし、サイトを見に来る人に嫌われるような配置は極力避けたほうが長期的に良いと思います。

報酬の出方は?

まず、クリック報酬がありますが報酬額はかなりばらばらです。私のサイトの場合には1セントから1ドル以上までばらつきます。

サイトの扱っているテーマ、サイトを訪れる人の属性によって差が大きいと思いますが、金融系・ネット系のサイトは高いという話もあります。

キーワードによるアドセンス報酬の違いを見るのに、Google AdWordsに登録して広告出稿にかかる費用をチェックするという手があります。でも、興味がないテーマについてブログを書くと的外れな記事になりやすいので、報酬額が高いキーワードに関連しつつ自分が得意な分野、を狙っていくと良いと思います。

PV報酬

アドセンスはクリック報酬が高いために目立たないのですが、表示数に応じた報酬も少しあります。私の場合は、大体50~100回表示ごとに1セントずつ加算されている印象です。

最近、高くなってきている気がするので、サイトによって大きく違うと思います。

アドセンスの審査は?

Googleのアドセンスは、アカウント保有者を審査します。他のサービスでは、サイトごとに審査が必要になる場合がありますが、アドセンスの場合Bloggerを除けば、一度審査に承認されれば(規約違反の場合は処分されますが)どこのサイトへ広告を張るのも自由です。

審査は少し面倒ですが、審査に通らないサイトではいずれにしても収入が見込めません。申し込みと審査は無料なので、コンテンツを増やしつつ何度も試すと良いと思います。

私は、6回「残念ながら・・・」メールを貰ってから審査に通りました。

拒否理由は、

  • 規約違反5回
  • 不十分なコンテンツ1回

でした。

審査中の規約違反

最初は無料ブログで申請したのですが、

  • キーワード表示画面、検索結果画面に表示されていた
  • プレビュー画面に張られたアドセンスのコードが反応していて、審査が来るときにはページが削除されていた(プレビューなので)

の2つが規約違反の原因でした。プレビューをしないようにしても何度か同じ理由で規約違反を指摘されたので、諦めてWordPressに移行しました。

無料ブログは自分でコンテンツをコントロールしにくいので、WordPressのほうが楽です。

不十分なコンテンツ

だんだんと厳しくなってきているのか、ネット上のサイトに出ている記事数、文字数では通らず、1000文字程度の記事50本(主に日記)の時点で不十分なコンテンツと指摘されてしまいました。

また、外部リンクをつけないようにするとか、画像を張らないほうが良いとか、色々な話がネット上に溢れていますが、個人的には審査に関係なかったと思います。