Amazon Product Advertising API(アマゾンAPI)を使ったウェブサイトを持っているのですが、最近調子が悪く挙動不審でした。

(2017年9月20日更新)勘違いで、以前のサイトのコードでもBrowse Nodeを明示的に読んでいましたので、変更されてはいなかったです。合わせてページ内容を改訂しています。
更新が滞っていた+収入がほとんどなかったこともあり放置していたのですが、新しいサイトを作るために再度アマゾンAPIを組み込んでいたところ、原因が一つわかりました。
Browse Nodeという機能が知らないうちに表示されなくなっていたのです。
アマゾンAPIの使い方
アマゾンAPIをどうやって使うかは、以前書いた(が公開し忘れた)記事に詳しく書いていますが、基本的には
- 認証情報
- リクエスト内容
の二つをアマゾンの窓口URLに送り、応答を処理することで利用します。
認証情報は、アクセスキーとアソシエイトトラッキングID、タイムスタンプから成り、リクエスト内容は、特定の商品だったり、商品の関連アイテムだったり、いろいろと変えることができます。
また、商品についてのすべての情報を取得することもできるのですが、応答が遅くなるため必要な情報だけ取り出すために「ResponseGroup」というのを設定し、アマゾンから送られてくる情報を制限します。
ブラウズツリー
Browse Nodeは、普通にアマゾンを利用しているだけでは意識できない小さなカテゴリーのことで、ブラウズツリー構造と呼ばれています。

from Ashinari.com
日本のAmazon.co.jpではガイドページがありますが、本家Amazon.comでは複雑怪奇で構造を読み解くのは不可能です。
ブラウズノード
かなり細かい分類になっており、最近私が購入したブルーレイドライブに関して見ると、
- 外付記録型ブルーレイドライブ
- 外付読み込み専用ブルーレイドライブ
- 内蔵記録ブルーレイドライブ
- 内蔵読み込み専用ブルーレイドライブ
が分かれています。メディアもBD-RとBD-REが別のノードになっています。
このブラウズノードをうまく使うと、関連商品を取得して広告することができるので便利なので使っていました。
ブラウズノードは、頻繁に変更されることになっていて、商品を検索しないとわからないため、上手く利用してサイト構造に取り込むのはかなり面倒です。
Browse Nodesの取得方法
Browse Nodesの使い方について検索してもあまりヒットしないので、使っている人が少ないのかもしれません。BrowseNodesとBrowseNodeInfoの二つのレスポンスグループに設定することでレスポンスに含まれてきます。
BrowseNodeInfoのほうが単純で良さそうですが、「BrowseNodeLookup」でしか使えず、通常のアイテム検索「ItemLookup」「ItemSearch」「SimiliarityLookup」で使えるのはBrowseNodesです。
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