Gears of War 4ベータテストの感想(Xbox Oneゲーム)
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Xboxユーザー以外の人には、何のことだかわからないかも知れないXboxのメガヒットゲームGears of Warの第6弾、Gears of War 4がベータテストに入っています。
発売日が2016年10月11日に設定されていますが、日本での発売がいつになるのか、そもそも発売されるのかも不明です。
基本的にXbox用ゲームですが、最新のUltimate Edition(初作のリメイク)はWindows10版も出ているのでXboxゲーマーでなくてもやったことがある人もいるかも知れません。ただ、コントローラーでしかプレイできないという点が私的には大事な要素なので、ぜひXbox版をやってみてください。
ベータテストは、2016年4月18日からUltimate Editionのユーザー、4月25日からXboxユーザー(有料メンバー)に開放されていますが、対象が日本と中国を除く全世界です。
ベーターテストをしてレベル20まで上げるとキャラアンロックなどがされるようなので頑張ってやってみました。変わったことなど、感想を書いておきます。
Gears of War
Gears of Warはサードパーソンシューター(TPS)と言われるカテゴリーのシューティングゲームです。FPS、ファーストパーソンシューターと近いですが、TPSはユーザーの視点が操作キャラクターの目ではない点が違います。
TPSのほうが視点の移動でスピード感が強くなる、ような気がします。
Gears of Warのシリーズを通じた(2は若干違いますが)特徴は、遠距離武器よりも近接重視のゲームバランスが非常に強いところです。そうなっている理由は、
- 回復アイテムなど関係なしで、攻撃に晒されていない時間が数秒あれば完全回復する
- 遠距離で簡単に一撃必殺出来る武器は基本的にない
- ダウンしても、とどめを刺せない位置だった場合は回復する
の3つです。どんなFPSでも近接大好きな私には最高のゲームです。一般に「芋」と言われる遠距離必殺武器を持って隠れるという手もないことはありませんが、余程連携が出来るチーム、余程のラグホストでプレイしていない限り、勝てません。
Gears of War 4ベータのゲームモード
ベータに入っているゲームモードは3種類です。
- チームデスマッチ(Warzoneルール)
- ドッジボール
- ハードコアAIチームデスマッチ
1チーム5プレイヤーで、空きはAIで埋められます。Gears of Warは元々2つのルールがありました。ひとつ目はWarzoneルール、ふたつ目はExecutionルールで、それぞれダウンした敵を少し攻撃すれば倒せるルール、ダウンした相手には近づかないと倒せない(もしくはダウン状態でヘッドショット)ルールです。
今回のベータは全ゲームモードWarzoneルールです。
TDM
チームデスマッチは、初期ライフが15で、リスポーンするごとに減ります。自爆でも減ります。
ドッジボール
ドッジボールモードは、初期ライフが5で、4以下の時に敵を倒すと1人リスポーンします。倒された順に復活していくので、うまく行けば1対5からでも逆転する場合があります。
AI
AIは相変わらずですが、テスト中のせいなのかひたすら前に特攻していきます。ハードコアAIになると少しだけ賢くなっていて、ハードコアAIのモードでは初心者はトータルスコア100とか、そんなことになっている人も多いです。
スコア
別にどうということはないのですが、TDMでもらえるレベルアップ用のスコアが激減しています。ゲーム内のスコアの4分の1くらいです。ダウンで50ポイント、全ダメージ与えると倒した時に110ポイント、ダウンさせずに倒した時は175ポイントで同じなので、レベル上げが大変です。
代わりに、勝利時のスコアが1000ポイントに大幅アップして、バウンティという追加ポイントをもらうシステムが追加されています。バウンティは、回数制限がありますが、勝利時・*キル時・合計ポイントが1000/1500/2000時に固定ポイント(300、500)かポイント50%または100%アップです。
一見、50%アップだと良さそうですが、1ゲーム2000点以上とっても+250ポイントにしかならないのであまり意味がありません。
Gears of War 4ベータのマップ
マップは3種類で、いずれも結構広めです。全マップ対称になっているので、(従来作の)エスカレーションマップのように位置取りで大きく変わることはありません。
- ダム
- 高低差が少ないセッティングです。
- ファウンデーション
- 高低差が付けられていて、上から下を狙うのは簡単になっています。
- ハーバー
- 高低差があって、2階の下を1階のマップが走っていて真ん中が吹き抜けになっています。
ベータテストの武器
初期武器として選べるのは、
- ランサー
- ハンマーバースト
- ナッシャーショットガン
- (選べないスナブピストルとスモーク)
で、ドロップ武器は
- スナイパー
- トルクボウ
- ブームショット
- ドロップショット
- ボルトック
- フラググレネード
です。すごく久しぶりにドロップショットが出ています。前も扱いづらい武器でしたが、今回はもっと難しくなっているような。スナイパーとトルクボウ、ブームショットとドロップショットがラウンド毎に入れ替わります。
武器バランス
しばらくベータテストをプレイしての感想です。
中距離武器は弱体化?
ランサーとハンマーバーストはダメージは同じか上がっているものの、集弾性が特にハンマーバーストで著しく落ちています。遠距離は期待できません。
最近のGears of Warで大活躍しているスナブピストルが弱体化しているような気がします。ボルトックピストルも。
トルクボウの音が・・・
ベータテストのせいだと信じたいですが、トルクボウの音が小さくなっているのと他の武器に似た音にかわっています。以前だと、誰かが照準を絞っているとマップ上のほぼ全域で音が聞こえたのですが、Gears of War 4ベータではわからなくなっています。
見た目の変化
トルクボウの軌跡も見えなく、もしくは非常に見難くなっています。どこから飛んできたのか正直さっぱりわかりません。スナイパーもわかりにくくなっています。また、エイミング中のスナイパーが目立ちにくくなっています。
グレ刺し
スモークグレネード、フラググレネードともに挿せる仕様が完全復活しています。敵に刺せるだけではなく壁・床にさせる仕様が復活しました。面倒です・・・。味方の刺したグレネードはハイライトされ、撃っても起動できません。
敵に刺した時に走れば逃げられるように変わりました。
スモークグレネード
起動した時に近くにいると怯む仕様になっています。ダウン判定があるかは試せませんでした。持続時間が長くなっている気がします。
Gears of War 4ベータでのルール変更
いくつか、ルールが変わっているところがありました。
武器選択
武器の選択は従来式の十字キーでの選択ですが、開始武器をランサー+ハンマーバストに設定できます。
アクティブリロード
また、アクティブリロードの仕様が大きく変わっています。アクティブリロードは、リロード時にタイミングよくボタンを押すことで、早くリロードが終わったり、武器が強化されたり(ダメージが増えるもしくは連射性能上昇)する仕様で、Gears of Warの初作から少しづつ変わりながらもずっと続いているシリーズの特徴の一つです。
今回のGears of War 4ベータでは、「リロードをいつでも出来る」というトンデモ仕様に変わっています。一発も撃っていないのにリロードできて残弾も減りません。以前の何作かでは、リロードで増えた分の弾にしかアクティブリロード効果が出ないという仕様でしたが、今回は全部適応されています。
その代わり、アクティブリロードの効果を得ることが出来るのは一定時間に一回だけで、マガジンの絵の横にタイマーが表示されます。
ダウン時の移動
また、ダウン時に移動できる仕様が復活しています。
壁刺しグレネード
面倒ですね・・・
レベル表示
製品版でも同じ仕様になるのかはわかりませんが、レベルとしてプレイヤーランクだけが表示されています。プレイヤーの成績に応じて変わるような雰囲気ですが、レベルで上がっていくのかもしれません。他のプレイヤーのレベルの数字は見られません。
面白いか?
シリーズも6作目(1,2,3,Judgment,Ultimate)なので、特に大きな変化はないかもしれません。ドッジボールモードは運が悪いと延々続いてしまいますが、面白そうです。
とりあえず、ベータテストは元々Gears of Warゲーマーではない人も参加しているようなので、周りのユーザーは下手すぎるか、ガチガチのチームなのでなんとも言えません。
ただ、止まったり、声がなかったり(人間の声しかない?)、倒した瞬間に敵が蒸発したり、キャラの動きだったり・・・正直まだまだですね。

10月発売なので既に半年を切っていますが、間に合うのかなあ。
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