私は、「財布、鍵どこだっけ!?」となることがとても多いので、以前からBluetoothトラッカーは注視してきましたし、いくつもの製品を購入しては捨ててきました。
何回か繰り返して、使えるものはこれまでなかったのであきらめていましたが、昨年購入した「Tile」はモノとして完成した感じがあり、とうとう人に勧められるトラッカーに出会えたと思います。
Tile
結構大々的に売られ始めたBluetoothトラッカーで、コンビニでも廉価版が売られているときもあったようです。
機能は、一般的なBluetoothトラッカーで特別な点はありません。
- 最後に見つかった場所を記録
- トラッカーをダブルクリックすると携帯が鳴らせる
- マナーモードでも音量を出せる
- 携帯からトラッカーを鳴らせる
- コミュニティ機能でマークしたTileが他の人の圏内に入ると通知
凄い点
日本国内での展開はあまり早くなかったと思いますが、現在はかなり進んでいます。
JapanTaxi
最近、急激に増えてきたタクシー専用車種JapanTaxi(四角いボックスタイプの車両)に搭載されているタブレットは、Tileと連携していて無くしたTileを探してくれます。
東急線の駅
東急線の全88駅にTileのアクセスポイントができていて、遺失物で届けられると通知してくれます。
売れている!はず
大手キャリアが扱っていますし、Appleストアでも販売されていますので、持っていてアプリを入れている人はかなり増えているはずです。「コミュニティで探す」機能はユーザー数がすべてなので、これはかなり大きいことです。
以前使っていたトラッカーは、一番売れていた時期でも50キロ圏内に20人とかそんな感じだったので・・・。圏内に何人いるかアプリのマップ上で見えますが、2020年1月に購入した時点では私の周りには1800人でしたが、11月末現在では2100人に増えています。実際に見つかるかは不明ですが、心強いですね。
注意する点
電池残量の通知がありませんし、アプリ上から電池残量の確認もできません。Amazonのページだと、「切れる前にもうすぐ電池切れ」とメッセージが出るとQ&Aに書かれていますが、私は記憶にありません。ひょっとしたらあったのかもしれませんが、気づきませんでした。
忘れ物、探し物をしていなければアプリの起動をしないし、存在を意識しないアイテムですので、探そうとしたときには電池が切れていてもう見つからない!という状況が起こります。

公式サイトのおすすめとしては1年に一回電池交換してね!ということのようです。交換する電池は信頼できるメーカーの新しいものにしておかないと1年持たないことが起こります(体験済み)
Tileのモデル
現在販売されているのはMate、Mate(2020)、Pro(2020)、Slim(2020)、Sticker(2020)の5種類です。コンビニ版は普通に売られているMateの電池交換ができなかった頃のもののようです。
Mate
通信距離45m。電池交換可能。
Mate(2020)
通信距離60m。電池交換可能。
Pro(2020)
通信距離120m。電池交換可能。
持っていますが、鉄筋コンクリートの屋内では、15m程度でも通信できるときとできないときがありますので、都市部では過信は禁物です。
Slim(2020)
通信距離60m。電池交換不可。電池寿命公称3年。
カードタイプです。以前の電池交換不可タイプのTileは比較的簡単に電池交換ができましたが、Slim(2020)は私には無理そうです。
分解している動画です。このレベルのことがもっと器用にできれば、あるいは交換できるかもですが、交換しようと思わないほうが良いと思います。
Sticker(2020)
通信距離45m。電池交換不可。電池寿命公称3年。
貼り付けタイプです。ウェブサイトの画像のようにカメラにつけたり、リモコンにつけたりということを想定して作られているようです。もう少し薄ければ欲しいですが、もうちょっと待ちですね。
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