Intel/AMDのCPUラインナップの違い

最近は、Ryzen搭載CPUばかり気になっていて、購入するコンピューターも久々にAMDです。ただ、ここ数年、はっきりいって、インテル・AMDどちらを買ってもそこまで性能差を実感することはないと思います。今、ブログを書いているパソコンも4年前のラップトップですし、ブラウジングでプチフリが起こっていたのは10年近くも前のことです。

最終的には好みですが、IntelとAMDで販売ラインナップが大きく異なる部分があります。

違いは、ビジネス用グレードのCPUラインナップ、サーバーグレードのメモリ対応、Thunderbolt 3対応です。

ビジネス用グレードのCPU

違いの一つ目は、ビジネス用グレードのCPUラインナップです。インテルはIntel vPro、AMDはAMD Proという付加価値として販売していますが、管理性、セキュリティ機能が売りです。

インテルのほうが数が出ているはずですが、AMDも同等の機能を売りにしています。

インテルとAMDの大きな違いは、インテルは多くのCPUでIntel vProが有効になっているのに対して、AMD Proは、Ryzenの場合はRyzen Pro、Threadripper Proのみしか対応できない点です。そのため、例えばIntel Core i5搭載のPCではIntel vProを利用することもできますが、Intel vProを使うためのパソコンは、特に専用のものでなくても良いのです。(追記:Intel vPro対応のCPUのモデルは、個別に確認しないとわからなかったです)

が、AMD ProはRyzen Proを搭載したパソコンでしか使えません。第3世代RyzenのAPU、4000シリーズのみ例外的にRyzen Proだけが市販されていますが、他のものは搭載PCが極めて少なく、HP(ヒューレットパッカード)とLenovo以外はほとんど販売していません。

そのため、仕事場にAMD Proをまとめて導入しようとすると、ほぼLenovo一択ということになってしまいます。Lenovoだと結構安いのでいいですが、選択肢が少ないのはいいことではありません。

サーバーグレードのECCメモリへの対応

サーバー用によく用いられるECCメモリ(エラー訂正機能付きメモリ)は、パソコンではなかなか搭載できず、サーバー・ワークステーション用のCPU、Xeonを載せないと使えないイメージでしたが、AMDのRyzenは全ラインナップでECCメモリ対応です。ただし、マザーボードによっては対応不可の場合もあります。

Intelではサーバー専用になっている機能がAMDではコンシューマー用CPUで使えるのはうれしいです。パソコンを(ある程度)安心してサーバーに転用できますね。

Ryzenに関していえば、サーバー用マザーボードも売られています。AsRock Rackから出ているだけですが、Threadripper用の「X399D8A-2T」「TRX40D8-2N2T」、Ryzen用の「X570D4U-2L2T」「X570D4U」「X570D4I-2T」「X470D4U2-2T」「X470D4U」があります。細かい型番の違いはありますが、パフォーマンスタイプのチップセットX570とX470搭載のマザーボードが売られいます。通常のマザーボードと違って、独立したグラフィックチップが載っていて、CPUリソースを使用しないで表示でき、ネットワーク経由で制御できるサーバー用マザーボードになっています。

Ryzen搭載サーバーだと安いけれどECCメモリが載せられるので簡単な用途なら良いと思います。

Thunderbolt 3対応

インテルが策定にかかわっている規格である以上、ある程度仕方がないのですが、AMDのAPU/CPU搭載パソコンではThunderbolt 3が標準搭載されませんし、ほとんどのものでは拡張もできません。

PCIeスロットに刺せる拡張カードが売られていますが、Intel Alpine Ridge、Intel Titan Ridgeというチップが載っているものです。これらは、マザーボード側に追加端子(THB-Cヘッダー)というものがついていないと動作できません。

https://thunderboltlaptop.com/thunderbolt-3-pcie-cards/

こちらも、Ryzenを搭載しながらThunderboltを使用する方法が最近出てはいます。サーバーグレードのマザーボードと同じくASRockからThunderbolt 3搭載マザーボードが発売されています。ASRockのX570チップセットの製品なら対応可能なようです。

https://www.asrock.com/mb/index.asp#AM4

Thunderboltでなくても、USB Type-C Alternateモードであればディスプレイ出力には対応できますが、外付けGPUを接続するにはThunderbolt 3対応が必須なので、Ryzen 4000シリーズ等のAPUを使用しながら、必要な時にGPUを接続するという使い方をしたい場合にはASRockのX570搭載マザーボードが必要です。

USB Altモード対応なだけでは外付けGPUは動きません。我が家には間違って買ってしまった、外付けGPUが眠っています・・・。

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