3月に新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)が拡がっているニューヨーク市に住んでいる家族と友人に向け、日本で買ったマスクを送ったのですが、4月末の時点でもまだ届いていません。
郵便局の国際スピード郵便(EMS)で送ったので、標準的な到着時間は3日のはずです。
EMSのトラッキング
EMSに限らず、国際配送の場合は一つの運送会社で最初から最後まで配送してくれることは稀です。日本のEMSは、アメリカに送る場合にはアメリカ郵便局(USPS: United States Postal Servicve)に引き渡されて配送されるはずです。宅配便も、配送先の国では基本的には現地会社が配達します。
時間がかかるので、荷物の行方を追跡サービスで確認することになりますが、配送会社にもよりますが、提携先の配送状況まではわからない、ということはかなり頻繁に起こります。例えば、日本の運送会社では日本を出国したところまでしかわからない、相手国の運送会社では国内についてからしかわからない、などということが良く起こります。
そのため、日本の郵便局でトラッキングすると「国際交換局到着」で止まっていて、アメリカの郵便局では追跡不可能になっていたため、アメリカの税関で没収されたか、配送途中に郵便局員に盗まれたのかなと思っていました。USPSのトラッキングは結構いい加減なのと、アメリカでは空港の保安所で職員が荷物を盗ったり、配送途中のトラブルも日本よりも起こるため、荷物は諦めていました。
特に、最近はアメリカの国内でもマスクが接収されたりしているようなので、誰かに取られたんだろうなと思っていました。
国際発送局で止まっていた!
ふと、思い出してトラッキングをし直してみたところ、
なんと、3月26日に国際発送局に着いた荷物が4月28日に発送されています。USPSのせいにしていてゴメンナサイ・・・
一つ目の荷物がこれで、もう一つはまだ国際交換局のままです。
2つとも到着
1つ目の荷物は日本時間の5月3日、2つ目の荷物は5月17日に到着しました。送ったのが3月26日と3月29日なので・・・かなりかかりました。
EMSで送ったのかはわかりませんが、他の家族が別途郵便局から送った荷物は届かず返送されてきたそうです。
EMSの発送には遅延補償はない
かなり遅れているので、遅延補償があるのかなと思うのですが、普段からないようです。
「ない」、というのは正しくはなく、本来的(literrally)には補償があるものの、現実的(actually)には補償が受けられないというのが正しそうです。

EMSよりクロネコヤマトで送ろう
今のCOVID-19パンデミックで、国際配送が遅れる可能性があることは仕方のないことだと思いますが、同じころにeBayで購入してアメリカから配送してもらったアイテムは届いていますし、どちらかというと日本の郵便局の問題ではないかと思うのです。
郵便局を選んで送った理由は
- なんとなく習慣で
- 24時間差出ができる(一部の郵便局)
- 安い
という理由です。
ヤマトなら2750円のようです(佐川はもっと高い)し、少しEMSより遅い可能性はありますが、今回のようなときには信頼できそうです。日本郵政は簡易保険(カンポ)を見ても信頼ならないですよね。
次に大事なものを送るときには、クロネコヤマトにしようと思います。
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