Windows10へのアップデートを進めています。エクスプローラも起動できなくなったパソコンがあったので、記憶のために記事にしておきます。
画面が真っ暗
Windows10では、アップデート後は高速スタートアップが標準になっています。(以前のバージョンで設定されていた場合には引き継がれていると思います)
起動が早くなるので便利ですが、トラブルが解消できない場合もあり、注意が必要です。
一台、アップデート後、画面が表示されるものの真っ暗というパソコンがありました。エクスプローラの起動に問題が出たようで、「Ctrl+Alt+Del」でのタスクマネージャーは起動しますが、エクスプローラーの手動起動はうまくいきませんでした。
コマンドプロンプトから電源オプションを起動
エクスプローラーが起動せず、画面にマウスカーソルしか表示されていない場合、Ctrl+Alt+Delが効くなら、おそらくほとんどのケースでタスクマネージャーは起動することができます。
タスクマネージャーが動けば、詳細→ファイル→新しいタスクの実行を選び、「cmd.exe」(コマンドプロンプト)を起動すれば多くの動作をさせることができるようになります。
コントロールを起動する場合には、新しいタスクの実行、もしくはコマンドプロンプトで「control.exe」、電源オプションの場合には「control.exe powercfg.cpl」もしくは「powercfg.cpl」を指定すれば起動できます。
ほとんどの場合は、これでコントロールパネルが起動するはずですが、パソコンの設定によっては、コマンドパスの問題で「ファイルが見つからない」とエラーになることもあり得ます。その場合は、コマンドプロンプトから
C:\ cd C:\Windows\System32 control.exe
もしくは、
C:\Windows\System32\control.exe
なら動くことがあります。