2016年6月にサービスを開始したばかりのレンタルサーバー、MixHostを導入してみました。触れ込みとしては「クラウドサーバー」で、サーバーの内容を最低3か所にホストしてくれるというのが売りの一つです。
それだけではなく、日本の一般向けサービスとしては初めてLightSpeedを使ったサーバー、ということになっていますが、特殊なサーバーでは今までにもあったような気がします。ただ、私が今使っているサーバーもLightSpeedなのですが、確かに早いのでお勧めです。まだ使えていませんが、SSDですしきっと早いはずです。
mixhost
アズポケット(AzPocket)という聞きなれない会社が運営を始めたサーバーですが、いくつか今までの日本のレンタルサーバーにはあまりなかった特長があります。
- LightSpeedを使用(普通に使われているApacheに互換で、PHPの実行が20倍くらい早い)
- MariaDBを使用(MySQL互換で、早いらしい)
- SSDにデータを保存(最近は、SSD使用を謳ったサーバーも多いですが)
- SSDをバックアップ
- 日本サーバーとアメリカサーバーがある
- 管理ソフトウェアとしてcPanelを使用(海外サーバーでは非常によく使われています)
なんというか、そのまんま私が現在使っているアメリカのレンタルサーバーと同じ仕様です。でも、アメリカのサーバーより安くていい感じです。
CPUとメモリがすごい
あまり宣伝されていない点ですが、ウェブサイトを見ていて驚いた点があります。機能の一覧表を見ると下記のようになっています。

mixhostの機能一覧(抜粋)
強調をしていないのですが、見る人がみればわかる違いだと思います。CPUとメモリの占有量が、サーバーの契約が大きくなるとともに大きくなっています。日本のレンタルサーバーも、アメリカのサーバーも同じなのですが、同じカテゴリーのサーバー契約ではCPUとメモリの占有量が増えないことがほとんどなのです。
例えば、私のお気に入りの激安サーバー、ミニバードと上位のファイアバード
、さらに最上位のクローバー
の違いは、サーバーのデータ容量と転送容量、あとは使用できるドメイン数とデータベース数であって、CPUとメモリは同じなのです。他のサーバーも同じです。
同一の会社が運営していても、共用サーバーとVPS(バーチャルプライベートサーバー)、専用サーバー、商用サーバーなど、違うカテゴリーのサービスでは基本スペックが異なることもありますが、レンタルサーバーの値段の違いはハードディスク・SSDの容量の違いだけ、ということが多いのです。
mixhostはデータ容量に比例してCPU占有量とメモリ割当が増えていきます。仮想サーバーのコア1つがどれくらいの性能なのかはわかりませんが、最新のサーバーなので機器も新しいといいなあと期待はしています。
LightSpeedが日本国内で使えるように
普通に契約できる格安の日本サーバーで、LightSpeedが使えるようになったというのは大きいです。
私は、LightSpeed(とクラウドフレア)を使ってみたくてアメリカのサーバーを契約したので、今だったらアメリカサーバーを選ばなかったかもしれません。
申し込みは簡単、30日支払いなし
申し込みはいたって簡単で、メールアドレスと名前、住所を入力して、希望のサブドメイン名を指定するだけです。お試し期間中には支払い情報の登録は要らないようなので、とりあえず試してみるだけでも良さそうです。
私は申し込みボタンをクリックしたらページが更新されなくなってしまいましたが、再読み込みしたら終わっていました。(支払い手続き中は再読み込みはしないほうが良いです)

mixhost画面
夜間は開通していないようで、空っぽのサイトにはアクセスできますが、その他の操作ができませんでした。期待して待つことにします。
年間契約すれば月額480円から使えますので、ミニバードよりは高いですがアドセンスなどが貼れるブログなら年間6000円以下なら運営費用は簡単に捻出できます。
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