ガチャゲームの確率、信長の野望201Xの場合

いわゆるガチャゲー(ソーシャルゲーム?)にあまりハマらない私ですが、1か月くらい続けているスマートフォンゲームが2つあります。「信長の野望201X」と「パワフルプロ野球」です。

どちらもガチャでプレイヤーの使えるキャラクターを増やしていくタイプで、よくスマホ広告に出てくる類のゲームです。

パワプロは確率をしっかり公開していませんが、信長の野望201Xはガチャの出現確率が公開されていますので計算してみます。

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ガチャ ― 課金の誘惑

ガチャと課金の関係についておさらいしておきます。

まずガチャというのは、昔からゲームセンターとかショッピングモールにある、「コインを入れてノブをガチャガチャと回すと何かが入ったカプセルが落ちてくる」ガチャガチャにちなんで名づけられたゲームシステムです。

デジタルゲームの世界では、特定のガチャ用アイテムを使うとガチャをすることができて、時々出る当たりに一喜一憂するようになっています。「当たり」が出るとゲームを有利に進められます。

この「ガチャ用アイテム」が課金することで購入できるようになっているので、ユーザーが当たりのガチャを求めて課金するようになっています。

課金を煽る

課金するように仕向けるため(だと思いますが)、いくつかの仕組みが課金意欲を高めるようになっています。

1.課金をしなくても最初は「当たり」を貰える

まず、ユーザーがあっという間にプレイをやめてしまっては、課金してくれないので、課金しなくてもとりあえず「当たり」を貰える仕組みになっています。

ここで「当たり」を引くと有利になるキャラクターが得られることを学習します。

大抵はゲームシステムの説明をユーザーに見せていく過程(チュートリアル)で貰えるようになっているので、「当たり」の中でも特に強力な「大当たり」がでるまで、チュートリアルをしてはゲームを削除して新しくチュートリアルを始める、リセットマラソン(通称リセマラ)をする人も多いです。

2.隣の青い芝を見せるフレンドシステム

次に、「戦友」だとか「フレンド」、「友人」といったワードであらわされる他のユーザーの存在が重要になってきます。

「友人」から強力なキャラクターを「助っ人」として使わせてもらう、という設定で他のプレイヤー(実在するかはわからない)が育てたキャラクターの協力でゲームを進めます。

ここで、協力した側にはデメリットはなく、大抵は「当たり」がまず出ないガチャをするためのアイテムを貰えますので、協力しないということはありません。(本当に協力したかどうかすらよくわからないのですが)

強力なキャラクターを持っているプレイヤーは「助っ人」に呼ばれる回数が増えるのでより有利にゲームを進められます。さらに、「助っ人」は一度呼ぶとしばらく同じ人に頼めないガチャゲーがほとんどなので、できれば自分で強力なキャラクターを持っていたほうが有利だと、ユーザーに気づきを促します。

3.適度に配られる課金アイテム

課金の存在を忘れてしまわないように、課金しなくても「ガチャ用」の課金アイテムを貰うことができます。もちろん無制限ではなく、少し使うとなくなってしまい、購入意欲を煽ります。

高い?安い?

ちょっと前の質問掲示板を見ると、ガチャ一回300円とかかかるゲームもあったようです。スマートフォンゲームでは他のゲームから「インストールするとポイントがもらえる」インセンティブで流入してくるユーザーが結構いるので、ゲームを遊びたいユーザー以外も結構インストールしているはずです。

広告費もかかるし、開発費を回収するにはやっぱり母数が必要で・・・ということもあって高いガチャになっていた、と思えなくはないですが、当時のスマホゲーム会社は超好景気だった記憶があるので、射幸心を煽りすぎて規制されるまでやりたい放題だった、という感じなのでしょうか?

信長の野望201X

信長の野望201Xは、「信長の野望」の開発会社のコーエイテクモが配信しているアプリで、一応シリーズ最新作を謳っています。

信長の野望201X公式サイト

信長の野望201X公式サイトへ

「戦国武将が現代にタイムスリップ!」的なゲームで扉絵の織田信長公のように左手に刀、右手に未来型ライフル、といった戦国武将がてんこ盛りです。ロールプレイングゲームと銘打っていますが、完全に一本道なだけではなく主人公は登場しない(指揮官)のでアドベンチャーゲーム?なのかなんといってよいのかわからないゲームになっています。

色々な戦国武将が現代兵器を装備して現れるのが楽しくて、ぶっ飛んだストーリーで面白いです。

使えるキャラクターを入手する方法がおもにガチャになりますが、強力なキャラクターは課金ガチャ限定です。

他のガチャゲーと異なり、ゲーム中に課金ガチャを行うためのアイテムがたくさん手に入ります。私の場合(おそらく)1か月で課金ガチャ120回分くらいです。

それでも課金したくなる原因は、

  1. ガチャ以外の用途(経験値アップ、手持ちキャラクター倉庫の拡張、負けた時に完全復活してさらに続きからプレイ、など)もあるため地味に減っていく
  2. 1~2週間ごとにガチャの内容が変わっていくので、爆発的に課金アイテムが欲しい時期がある

あたりかと思います。

ガチャの当たり確率

当たり確立が公開されていないゲームがかなり多い中、信長の野望201Xは「当たり」のキャラクターの出現確率が公開されています。

ガチャごとに当たりが4体でそれぞれ0.5%(合計2%)が標準で、2倍、3倍の当たりが入っているガチャがかなりの割合で開催されています。が、欲しいキャラクターが2倍になっていることはそれほど多くない・・・のです。

それぞれの確立で複数回ガチャを回したとき、欲しいキャラクターが手に入る確率を計算してみました。(横:欲しいキャラクターが出る確率の合計、表は最低一つ欲しいキャラクターが手に入る確率)

0.5% 1% 1.5% 2% 3% 6%
1回 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 3% 6%
3回 1.5% 3.0% 4.4% 5.9% 8.7% 16.9%
10回 4.9% 9.6% 14.0% 18.3% 26.3% 46.1%
20回 9.5% 18.2% 26.1% 33.2% 45.6% 71.0%
30回 14.0% 26.0% 36.5% 45.5% 59.9% 84.4%
50回 22.2% 39.5% 53.0% 63.6% 78.2% 95.5%
100回 39.4% 63.4% 77.9% 86.7% 95.2% 99.8%

一番交換レートが良い9800円課金の場合、33.5回分のガチャ交換アイテム(貴石)が手に入ります。思ったよりも高い確率になりましたが、欲しいキャラクターが4つ中1つだけで、標準的な出現率のときは10000円分で出現率15%弱という結果です。

4つの当たりのうちどれでも良いときは、45%になるので良いですが、10000円あれば、「信長の野望」のシミュレーションゲームが買えます。やったことがある方ならわかると思いますが、人によっては一回買えば半年以上は遊べます。

他のゲームよりは良心的に見えますが、それでも、一瞬で消費するのは正直どうかなと思います。

やってみた

とりあえず手元にあった1回ガチャ券(名将紹介状35回分)と課金アイテム(貴石10回分)を使って回してみました。

  • ☆4(当たり)2% — 0枚
  • ☆3(普通)16% — 9枚
  • ☆2(はずれ)82% — 36枚

16%を45回の期待値は7.2枚なので、10連(10回分一気に消費すると☆3以上一枚)を一回している分を考えるとこんなもんかな、という感じです。

ふと画面を見ると、☆3がなぜか5枚被り。

どうせなら爽やか5人がよかった

どうせなら爽やか5人がよかった

10連のうちに2枚当たりが入る場合もあるようなのです。が、ふと気づけば今まで70回程度でまだ一度も当たりが当たっていません。(手持ちは確定で貰ったもののみ・・・)

そろそろ次に当たるかも!?と止め時を失うので、課金してしまうのでしょうね。当たり確率2倍でやっていたら、当たりを引く確率が60%まで上がりますから、できれば2倍、3倍キャンペーンを狙いたいのですが、欲しいキャラクターは載らなかったり。絶妙なバランスで配置されています。

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