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外国語対応のサイトを新しく作成しようと思い、立ち上げてみましたがやはり手翻訳はかなり難しいです。機械翻訳に助けてもらいながら作るのが時間効率的にも良いと思います。
翻訳サイト
機械翻訳をできるサイトといえば、Google Translateが一番使われていると思います。Google以外にも、MicrosoftのBingも日本語の翻訳に対応しています。サイトの文字列をコピペして翻訳をクリックすればGoogle TranslateもMicrosoft Bing Translatorも翻訳文を出してくれます。
単純に比較するのは難しいですが、普段Google Chromeを使っているとやはりGoogleの使用頻度が高くなってしまいます。
翻訳API
コピペして翻訳し、それをコピペで戻すのはかなり大変ですし、長い文章の場合にはかなり混乱してしまいます。ウェブサイト上で翻訳を完結したり、サイトやアプリの入力・出力を動的に翻訳するためには、APIを使う必要があります。
提供しているのは、Google Cloud、Microsoft Azure、Yandexの3つとIBMが有名どころだと思います。
以前サイトを作ったときには、Microsoftに対応した拡張機能を使ったのでMicrosoftにしたのですが、今回はGoogleとYandexに対応していたので、どちらから選ぶことになりました。
Google Cloud Translation
- 100万文字あたり20米ドル
- 毎月10米ドル分無料
毎月50万文字までは無料で翻訳できます。動的翻訳をバリバリ使うわけでなければ、無料分だけで使えそうです。
Microsoft Azure Translator
- 100万文字あたり10米ドル
- 1か月あたり2百万文字までは無料
- プランによっては学習があるよう
Yandex Translate API
- APIキーは無料・・・
- 有料プランしかない
- ロシア語にかなり特化した翻訳API
IBM Watson Language Translator
- 毎月100万文字まで無料のライトプラン
- 一か月不使用でアカウント削除
- 25万文字まで無料
- 1000文字ごとに0.02米ドル=100万文字あたり20米ドル
- 上級プランもあり
Googleかマイクロソフト
IBMも無料で使い倒すためのライトプランは便利そうですが、アプリに組み込んだりとかでなければなかなか使う機会はなさそうです。
英語しかわかりませんが、GoogleもMicrosoftも、入力の日本語をしっかり書けば一応読める文章として出力してくれます。
Indexさせるには注意
機械翻訳のページもINDEXさせられますが、そのままでは何が言いたいのかわからないページになっている場合があります。
Google Cloudでは、lang=”ja-x-mtfrom-en”(日本語から英語)、lang=en-x-mtfrom-fr”(英語からフランス語)のようなタグをつけるようにと記載されています。
言語コードはWikipediaにページがあります。
機械翻訳されたものを手で書き換えている場合には不要と思います。大規模サイトでなければ自分でつければよいと思いますが、自動でつけてくれない拡張機能だと心配ですね・・・。
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