ソーシャルシェアがブログの人気や、現実社会に与える影響が大きくなって久しいです。ソーシャルメディアへの露出が多ければ、炎上する危険はあっても、アクセス数も上がりますし売上も増えるかもしれません。
Facebookでシェアをしてもらうときにコンテンツの一部が表示されるOGPの設定をしているのですが、時々、シェア内容がおかしくなることがあります。(参考記事:プラグインを使わずにOGP、Twitter Cardsを設定)
Facebookでは、対処方法が用意されていますので、試してみます。Twitterでも一応できるようですが確認はできませんでした。
Facebookのシェアがおかしく・・・
2016年に入って作り始めた新サイトを最近とうとう公開できたのですが、自分でシェアを試してみたらこんな表示に・・・。ちょっとこれは流石に・・・・・・ですよね?
で、コンテンツが非公開なわけではないので、何でこんなことになるかというと、「FacebookのOGP情報がキャッシュされて古い情報のまま」のために、コンテンツは公開されていて中身があるのにこんな表示になってしまうのです。
Facebookデバッガーでキャッシュを削除
Facebookには、ページのシェア内容を管理できるツールがあります。
その名も、「デバッガー」です。シェアされるURLを入力すると、現在保存されているキャッシュ内容を表示してくれます。

右のボタンがキャッシュ更新です。
キャッシュされていない場合にキャッシュさせたり、キャッシュを更新するボタンがあるので、それを押せば完了です。
このデバッガーでは表示内容をページごとに手動で指定することは出来ませんが、表示内容・取得内容を見ながらサイト上に設置するタグを変えていけるので、シェアされる内容をコントロール出来ます。
Twitterの場合はCard Validator??
一方、Twitterでは基本的にはキャッシュのコントロールは出来ません。
いつもお世話になっている、WordPressテーマSimplicityの作者「わいひら」さんのページでは、

とTwitter Cards Validatorを使えばすぐにキャッシュを更新出来ると書かれていますが、少なくとも私の新規サイトでは、Card validator上は表示が更新されても、古いツイート、更新後に新しくつぶやいたツイートともに古い情報のまま、変わりませんでした。
ある程度オーソリティが出て来れば有効なのかもしれませんし、上記のページは2015年初頭の記事ですから、仕様が変わったのかも知れません。
結構乱暴な代替方法
全くキャッシュをコントロールする方法がないかというとそうでもありません。
公式ページに方法が書かれています。かなり面倒な方法で、Twitter Cardsをページに埋め込むテスト用です。
- ページを更新したら、bit.lyなどのURL短縮サービスで新しい短縮URLを発行する
- 新しい短縮URLを使って、つぶやく
- ページの更新内容がTwitter Cardsに反映されるよ!!!
という、解決できているんだか、できていないんだかわからない方法です。
WordPressやJoomla!でプラグインを使えば実環境でも実現出来ることは出来ます。が、今はTwitterでURL文字数がカウントされないので短縮URLサービスを使う意味はなく、むしろ「ln.is」などもあるので短縮URLはクリックされません。(私は絶対にしません。)
Facebookと違って、古いツイートを参照することも少ないので、これで問題ないのでしょう。ページを更新したら、更新したよ!とツイートしなおせば良いですし。(古い内容でシェアされたままになりますが)
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