以前はドメイン名の取得に「みんなのドメイン」を使っていました。他社よりも新規取得が安いキャンペーンはないものの、更新料が安かったのと、他の業者がGMO系列一色でユーザー登録の仕方がわからなかったので、選んでいました。
年額850円からで条件も悪くなかったのですが、最初からユーザーサポートが悪く問い合わせに返答がありませんでした。加えて、2015年夏ごろにドメインは停止しないもののサイトダウンしていたようで、評判が急降下し、2016年には1340円に値上げしてしまっています。
何回かみんなのドメインからの転出作業をしたので、記録のために残しておきます。転出先は、スタードメイン、グーグルドメインズ、その他です。
Whois代行の解除
まず、ログインして移管したいドメインを選びます。移管するためには連絡がつくメールアドレス(ドメインと一致しなくても可)が必要ですから、Whois代行サービスを使っている場合は解除します。
みんなのドメインのWhois代行
みんなのドメインのWhois代行情報は、メールアドレスを除いてたぶん共通です。Googleやその他アメリカ系のサービスでは住所・名前も別のものが用意されていたりしますが、日本国内のみんなのドメインが連絡先になっています。
JPドメインなどを運営するには、日本国内の住所でないと困るので、この点は致し方ないところです。
国
JP
郵便番号
1010046
都道府県
TOKYO
市区町村
Chiyoda-ku
住所
5F,Kandatacho 2-3-25
組織名
Minnano Corporation.
役職名
Admin
姓
CO
名
MINNANO
メールアドレス
supamuwaikenaikotodesuf********@minnano-mail.com(*は8桁の数字)
電話番号
+81.120071004
メールアドレスを変更
Whois代行を解除するには、「みんなのドメインの代行名義にする」のラジオボタンを「ここで入力した情報にする」に変更します。
クリックすると、入力された情報が全て消えてしまいますので、適当に入力するか、上の情報をコピー&ペーストするか、しなくてはいけません。
面倒なことに、Registrant、Admin、Tech、AuxBillingを全て書かなくてはいけません。メニュー上にWhois一括設定、Whoisテンプレートもあるので、一度入力したらそれで簡単に設定できるかもしれません。
実際に必要になるのは、「メールアドレス」です。
AuthKeyを取得
ドメインを移管するためには、ドメインロック(勝手に移管されるのを予防するちょっとした機能)を解除した上で、移管先のレジストラに認証コードを送る必要があります。
みんなのドメインの場合は、Whoisで登録しているメールアドレスにメールで送信されます。
「Requested authorization key for<ドメイン名>」というタイトルのメールが「minnano-mail.com」ドメインのアドレスから送られてきます。AuthKeyはこんな感じ「aa89bf517ba5ca1^」の英数字+記号です。
このAuthKeyを使って、新しいドメイン業者(レジストラ)で登録作業をします。ドメイン業者によって少しづつ作業方法は違いますが、Whoisに登録されているメールアドレスに移管の承認依頼が送られてきますので、承認すると数日で移管が完了します。
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