Joomla用CCK「FLEXIcontent」をインストールしてみる

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コンテンツ作成キット(Content Construction Kit:CCK)という種類の拡張機能があります。

Joomla用CCKには、K2が古くからあって評判も悪くなさそうです。K2に対応した拡張機能も豊富にあります。ただ、一度インストールしてみたものの使いにくく、コンテンツの表示にも不満があって、すぐにやめてしまいました。

今回、ちょっと使ってみたくなり調べたところ、他にCobalt、FLEXIcontentという2種類があり、より評判が高くアクティブな感じのするFLEXIcontentを使ってみようと思います。

FLEXIcontentのインストール

インストールは簡単で、サイトからダウンロードしてインストールするだけです。初期設定を助ける機能がついているので、とりあえず動かすために必要な設定はボタンをいくつか押していくだけで完了します。

FLEXIcontent-extension

設定項目

FLEXIcontentの投稿画面、設定画面を見ると、とても把握しきれないほどの設定項目があふれています。

とりあえずパラパラと見ると、

  • 独自のキャッシュ制御
  • カノニカルURLの設定
  • 独自のRSSフィード
  • 記事を複数カテゴリに割り付ける機能
  • 記事の状態が複数に(下書き、公開済み、更新承認待ち、承認待ち)
  • 記事の統計機能が強そう

など多くの機能が強化されています。

フィードの設定はJoomlaでは弱いところですし、カノニカルURLの設定は壊れたままなので、これが強化されているとしたら素晴らしいです。

SEF/URLオプション

オプション項目は非常に多いものの、よくわからない項目は多くはありません。

ぱっと見でわからない項目はこれ「SEF/URL Options」です。

  • Default Menu Itemid for URLs
    • flexihiddenmenu
      • Content
    • mainmenu
      • Home
  • Add above to FLEXIcontent URLs
    • Yes, if no other appropriate found
    • Yes, but prefer active menu item
    • No, (Forces current or appends …)
  • Remove above from pathway (breadcrubs)
  • Create pathway automatically
  • Canonical tag
  • Add /item/ in item SEF urls

ドキュメントが・・・ない!!!

「さぁ、普段見ないヘルプを見よう」と思ったら、なんと、ヘルプがありません。

Joomla内で見られないだけではなく、サイト上にもありません。FAQとチュートリアルがありますが、欲しいことは書いてありません。(そしてフランス語を不完全に英訳したものです・・)

よく考えると、Joomla自体、ドキュメントがしっかりあるわけではありませんから良い方とも言えます。