Ubuntu Server 20.04.3 LTSを入れてみる

サーバー

かなり前にUbuntu Serverをインストールしたのですが、忘れてしまったのでまたやり直しつつ、新しいことも入れてみようと思います。

達成目標

どこまでできるかわかりませんが、

  1. PCサーバーをたてる
  2. KVMを使って仮想化環境にする
  3. SSHを使えるようにする
  4. VPNサーバー環境を作る
  5. Muttermostをインストールして利用可能にする
  6. メールサーバーを構築する?
  7. LAMP環境を構築する
  8. その他できれば、RocketChatその他を入れる

をしていきたいと思います。

サーバーのインストール

公式サイトからサーバーのISOファイルをダウンロードし、Rufusを使ってUSBフラッシュメモリに起動イメージを書き込みます。

Get Ubuntu Server | Download | Ubuntu
Get Ubuntu Server one of three ways; by using Multipass on your desktop, using MAAS to provision machines in your data centre or installing it directly on a ser...
Rufus - The Official Website (Download, New Releases)
Rufus is a small application that creates bootable USB drives, which can then be used to install or run Microsoft Windows, Linux or DOS. In just a few minutes, ...

今回、インストールは比較的設定項目も少なかったのですが、ネットワーク項目はDHCPを使わない設定をする場合にはマニュアルで設定する必要があります。また、SSHサーバーの設定をGithubから持ってくるというのをやってみました。PCサーバーではうまく行きましたが、サーバー用マシンでやった時にはネットワークの設定の問題なのか、うまく行きませんでした。

USBからの起動・インストールができない場合

環境によってはスムーズに起動できない場合がありましたので備忘録です。

Secure BootをOFFにする

メーカー製パソコンを中心に、決められたOSイメージ以外はインストール・起動不可になっている場合があります。BIOSメニューからOFFにすれば問題は解決できますが、私の持っていたPCの一台では、ロックされていてアクセス不可でした。機種名で検索しましたがパスワードは知られていないようで、そういう場合には起動不能です。

Boot Orderを変える

なぜだか、Boot Orderの設定を変えないとUSBフラッシュからの起動ができないマシンがありました。

STDIN Invalid Argument Issue Installing from Live USB from pop_os

で質問されていたのとは違う環境ですが、起動オーダーを変えたらインストールできました。起動オーダーをUSB HDDを上に持ってくるという解決方法で、なぜこれでうまく行くのか謎ですがとりあえず解決しました。

デスクトップ環境をインストール

サーバーのイメージをインストールしておいて何だとは思いますが、GUIツールの便利さはやはり捨てられません。

デスクトップ環境をインストールします。

  1. tasksel
  2. ubuntu-desktop

どちらかで良さそうですが、とりあえず個別にということで前回と同じく2のubuntu-desktopを選択します。

Ubuntu 20.04.2 LTS サーバーをインストールしてみる
サーバーOSをインストールしてみました。Cent OS、Debian、Manjaroも最近ちょっとさわってみましたが、最近の情報量が多く、他で触る予定もあるUbuntuにしてみました。 ネットワークケーブルが届くところにないので、アマ...
sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade
sudo apt-get -y install ubuntu-desktop

でインストールできました。

shutdown -r now

で再起動するとデスクトップ環境が立ち上がりました。

KVM環境のインストール

前回はいろいろインストールしました。

Ubuntu 20.04.2 LTSにKVMを設定
Ubuntu Server 20.04.2 LTSをインストールし、デスクトップ環境を入れました。 次に、KVMを設定していきます。

シンプルにvirt-managerをインストールして再起動するだけで必要なパッケージがインストールされてくれました。

sudo apt-get install -y virt-manager

virt-managerのデフォルト位置にISOファイルを入れておこうと思いましたが、USBフラッシュメモリを自動マウントしてくれないこともありました。

面倒ですが、接続デバイスリストからマウントします。

UbuntuでUSBメモリのマウント - Qiita
UbuntuがGUIでUSBメモリを認識しないので,コマンドラインからマウントする. 認識場所の確認 1.USBデバイス未接続の状態で,現在の認識状態を確認. ls /dev/sd* 出力結果: /dev/sda /dev/...
ls /dev/sd*
sudo mount /dev/sdd1 /media
sudo naulilus --browser

マウントした後、コマンドラインからcpでもよいですが、せっかくGUIなのでファイルマネージャーを起動してコピーします。(管理者権限必要ですのでsudo)

nautilus --browser ~/some/directory
gnome-open ~/some/directory

下のほうが汎用性が高そうです。

VPNサーバー環境

筑波大学関連のSoftEtherをインストールしようと思います。

SoftEther VPN と VPN Gate との違い - SoftEther VPN プロジェクト

インストールは、パーソナルリポジトリ(PPA)があるようですが、公式のものではないので普通にパッケージをインストールしたほうが良い感じがします。

Ubuntu 20.04でSoftEther VPN Serverを建てる

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