先日、Joomlaにセキュリティアップデート3.4.5が当たったばかりですが、3.4.6が公開されました。
またも、深刻な脆弱性が修正されています。影響を受けるバージョンは1.5から3.4.5ということですから、すべてのJoomlaサイトがアップデートされる必要があります。
脆弱性の内容
セッションをデータベースに保存する際に、任意のコードを実行される可能性があったそうです。
つまり、悪意あるユーザーがサイトへアクセスすれば、サイトを乗っ取られるということに近いと思います。
Joomla patches critical remote execution bug
The open-source project behind the widely used Joomla content management system has issued a patch for a vulnerability that is now being widely used by hackers.
ゼロデイ攻撃が確認されているようです。

Attacks Ramp Up Against Joomla Zero Day
Researchers at Sucuri said attacks against a zero-day vulnerability in Joomla, which has been patched, have accelerated since the weekend.
http://www.eukhost.com/blog/webhosting/joomla-critical-zero-day-exploit-remote-command-execution-vulnerability/
既にサポートが終了したバージョンに対しても、緊急パッチが出ているようです。バージョン3.4.6にできない場合(プラグインに互換性がないので・・・)もパッチを当てておくべきですね。
私は更新しましたが、ためしにレンタルサーバーについているインストーラーを使って実験用サイト(このページのサブディレクトリ)を更新してみたら、アクセスできなくなってしまい削除しました。
(サーバーのインストーラーから)コアだけ更新しても、サイトにアクセスするようにといわれたので、面倒ですが一つずつやったほうが良いかもしれません。
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