パンくずリストをサイトに追加します。Joomla!にはもともとパンくずリストを表示する機能がついています。モジュールの形で作られているので、サイト上のどこでも好きなところに配置できます。

モジュールは、ウィジェットのようなものでサイト上に何かを表示する機能は記事本体を除くとほとんどすべてモジュールです。Joomlaではこの配置の自由度が高いのがWordPressとの大きな違いの一つです。WordPressでもカスタマイズはできますが、特にJoomla!にT3やGantry、Warp、Wrightなど拡張性の高いテーマのフレームワークを組み合わせた場合には、とても簡単になります。(WordPressにもこれらのフレームワークの一部がありますが、WordPressで使ったことはまだないのでわかりません)

パンくずリスト

パンくずリストというのは、現在見ているページはサイトのトップページからどのようなページを辿って表示することができるかを示したものです。グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」で道に迷わないようにパンくずを置いていった場面から「パンくずリスト」という名前がついたらしいです。

いろいろな種類があり、サイトに来てから辿ったページを表示するグリム童話タイプや、サイトのトップページから現在のページまでのディレクトリ構造を示した分岐表示タイプが主です。(名前は適当です。)

前者のグリム童話タイプは同じページでも人によって表示される内容が変わるので、検索エンジン対策には向かないと思います。普通のサイトは後者の分岐表示タイプで、グリム童話タイプを使っているのはAmazonのようなメガサイトくらいです。

Joomlaのパンくずリスト

Joomla!に標準で付いている機能を使っても大きな問題はありませんが、機能は多少低くなります。今見ているページを表示することも、表示させないこともできますが、表示させた場合には、現在のページにリンクが付きません。今見ているページへのリンクは要らないと思いますが、リンクがないとGoogleの構造化データテストツールを使うと警告されてしまいます。(問題はないと思いますが)

今見ているページのタイトルを表示させると情報量が増えるので、ぜひ表示したほうが良いと思いますが。ここにリンクが必要な場合は、拡張機能の「Microdata Google Breadcrumbs」などを入れる必要があります。

他に、ページタイトルが長すぎる場合などに短くしてくれる拡張機能「Breadcrumbs Advanced」もあります。

キャッシュとパンくずリスト

Joomla!コアのキャッシュ機能は、パンくずリストと相性が悪いです。キャッシュを有効にすると、キャッシュが有効なページでは、同じ表示になってしまいます。その結果、パンくずリストに表示されるページは、今見ているページではない、ということが起こってしまいます。

そんなことが起こってしまう理由は、Joomlaコアのキャッシュ機能では、記事、コンポーネント、モジュール、プラグインが別々にキャッシュされ、表示されるときに結合されるように動作をする場合があるためです。(ページキャッシュされることもあるので、条件はわかりません) パンくずリストをキャッシュしないようにすれば解決します。

設定するためには、「エクステンション」から「モジュール」を選びモジュールマネージャーを表示させます。恐らく、最初からパンくずリスト(Breadcrumbs)のモジュールが作成されていると思いますので、パンくずリストのモジュールを開きます。

開いたら、「詳細」タブを開き、「キャッシング」の設定を「キャッシュなし」にします。この設定をして今あるキャッシュを削除したら問題が解決しました。

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