「Jooto」カンバンとガントチャートが無料でも使える国産タスク管理ツール
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作業工程を管理して進捗状況を把握しつつ、抜けがないかをチェックしながら、特に多人数で協力しながら進めていくタスク管理ツールの「Jooto」を使ってみています。
ウェブアプリケーションやインストール型のツールでタスク管理ツールはたくさんありますが、「Jooto」は4人までのグループなら無料で使える、カンバン方式とガントチャート方式の両対応なウェブアプリケーションです。
使い勝手もよく、今のところ非常に気に入っています。
タスク管理・プロジェクト管理ツール
ToDoリスト、タスク管理ツールはパソコンが出てきたときからパソコン上で色々と開発されてきました。
パソコンだとデータを持ち歩いて気軽に更新することはできなかったので、スマホが出てくるまでは紙の手帳で管理していたけれど今はタスク管理はスマホでやっている、という人が多いと思います。
タスク管理は、
- ToDoリストを作り、
- 一つの工程が終わったら完了のマーキングをして、
- 進捗状況を管理する
ことです。これに、
- 期限をつける
- サブタスクを作る
- 担当者を決める
などの機能を足し、最終的な目標に向けて作業順も考えて、
- タスクの状況や担当者ごとにボード上に見えるようにしたものがカンバンボード
- 最終的な目標日時までの流れをウォーターフォール式に見えるようにしたものがガントチャート
と呼ばれ、全体の進捗状況を管理するのがプロジェクト管理ツールです。
GAFAM:マイクロソフトとGoogle
マイクロソフトからMicrosoft Project、Microsoft Planner、Microsoft ToDo、GoogleからもGoogle Tables、Google Keepというタスク・プロジェクト管理ツールが出ています。
マイクロソフトのツール群は、名前でわかる通り、プロジェクト管理ツールからToDo管理ツールまで揃っており、Microsoft 365のビジネス版契約などにはPlannerがついてきます。Projectもインストールの買い切り版は10万円以上しますが、月額サブスクリプションであれば他のブランドと比べても高くない部類に入ります。
Google Tablesは、使いやすそうなプロジェクト管理ツールのようですが、ベータ版で日本へは未導入です。
Google Keepは、GoogleのG Suiteアプリケーションの一つで単体契約はなさそうで、また、どちらかというとメモアプリでタスク管理というにも機能が足りない感じです。
その他のツール
プロジェクト管理専門のツールがその他、多く出ています。日本語化されているものもそうでないものもあります。
- Trello
- Asana
- Jira
- Jooto
- Backlog
大体どれも必要十分な機能を持っているのですが、無料プランでも十分に使えそうだった、「Jooto」をとりあえず使い始めてみました。
メモツール、最近ではAI執筆ツールでも有名なNotionにもタスク管理機能があります。
オープンソースで無料で使えるツールは他にもありますが、設定がめんどくさそうだったり、拡張しないと「Jooto」などに機能が追い付かない感じがしたので今回はパスしました。
基本無料で使えるオープンソースのソフトウェアとしては、
- Redmine
- pdPM
- Kanboard
などがあります。
Jooto
Jootoは、現役のITツールでは珍しい国産サービスです。
国産なのでドキュメントがネイティブに日本語という、日本人にはとてもありがたいサービスです。
運営会社は、ネットニュースでよく見かける「PR TIMES」で、2014年にサービス開始しているので歴史が長いです。
他のツールと比べても導入しやすい価格で提供されており、かつ使いやすいツールなので、連携させたい特定の外国製ツールがある、というわけでなければ個人であれば無料プランでも十分なので、とりあえず試してみると良いと思います。
チームで使うにもよさそうです。
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