LenovoのAMD Ryzen搭載PC、M75q-1

コンピューター

最近購入した、AMD RyzenをCPUに搭載したLenovo(レノボ、聯想集団) ThinkCentre M75q-1 tinyについてみていきます。

ThinkCentre M75q-1 Tiny

Lenovo(レノボ)のAMD社製CPU、Ryzenを搭載したコンパクトデスクトップパソコンの第二弾で、最大「AMD Ryzen 5 PRO 3400GE」まで搭載できます。第一弾はM715q Tinyで、搭載CPUが「AMD Ryzen 5 PRO 2400GE」まで選ぶことができました。

世の中は第3世代Ryzenが発売されてかなり時間もたっており、2020年夏にはAPU(グラフィックコア内臓)の第3世代Ryzen(Zen2)モデルが発売されています。

第一弾M715qと第二弾M75q-1では、名前が近いような近くないような謎のネーミングですが、すでに第三弾が近いうちに発売される見込みでM75q Gen2となるようです。

https://www.lenovo.com/jp/ja/jppartsales/p/11TC1MTM7G2

→発売されました

M75q Tiny Gen2(Lenovo ThinkCentre)が登場

Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen2の価格
2020年10月30日、Lenovo ThinkCentreの第3世代Ryzen Pro搭載モデル、M75q Tiny Gen2カスタマイズ直販が開始されています。価格コム限定モデルも出ていますが、Windows 10 Proが選択できるモ...

RyzenとRyzen搭載Tinyの発売日

Ryzen CPUの発売からRyzenを搭載したThinkCentre Tinyの発売までは結構タイムラグがあります。

Ryzen世代 APU発売日 Pro版発売日 Tiny発表日 Tiny発売日
Zen(第1世代) 2018/2/12 2018/5/10 2018/5/14 2018/7/3
Zen+(第2世代) 2019/7/7 2019/9/30 なし? 2019/12/12
Zen2(第3世代) Proと同じ? 2020/7/21 2020/10/27 2020/10/29
Zen3(第4世代) 期待

大体、Pro版が出てきてから2~3か月後、無印から5か月後くらいにThinkCentre Tinyが発売されています。IntelのCPUではCPU発売日からTinyが出るまですぐなのですが、ThinkCentreのRyzenはAM4ソケットですが、カスタムマザーボードで新しい世代のCPUを差し替えても動かないようですし、Intelと違って管理ツールがPro版CPUでしか使えないので仕方がないですね。(10月30日、Zen2世代のM75q Gen2が出たので更新しました)

M75q Gen2

価格コム情報上で2020年10月27日に発売解禁との口コミがあるので、日本でいつ出るかはわかりませんが、近いうちにでるのでしょう。

筐体が同じタイプを使用するからネーミングを統一したのかなとも思ったのですが、結構違います。

Lenovo M75q-1とGen2

Lenovo M75q-1とGen2

M715qとも結構変わっていますが、わざわざ変えていく意味は見た目で経過年数がわかるように、でしょうか?そう思うと、2019年発売のIntel 第8世代Core搭載M920qはM75q-1と、2020年発売のIntel 第10世代Core搭載M70qはM75q Gen2とそっくりです。

M75q-1のZen+(第2世代Ryzen)は14nm、Gen2のZen2(第3世代Ryzen)は7nmプロセスで性能向上とともに消費電力が低減しているためか、M75q Gen2ではこれまでになかったRyzen 7 Pro搭載モデルが出るようですので、期待大です。

Lenovoの購入は公式サイトがおススメ

Lenovoの公式サイトでは平日の夜間と週末には自動的に適応されるクーポンで大幅な割引がありますので、平日の日中に購入するのは避けるほうがお得です。(週末に見積もりを保存しておけばしばらく適応される、はず)

レノボ・ショッピング

公式ウェブサイトからの直販以外にも、楽天市場にはレノボ・ショッピングという直販があります。直販以外にも、売っている店舗はありますがどちらかというと直販よりも高いものも多いです。また、公式直販を利用する場合には、楽天REBATES等のポイントサイトを利用するとさらにポイント還元がありお得です。

価格コム限定等の安売り限定モデル以外は、大体公式ウェブサイトの直販と同じくらいの値段になっているので、楽天買い回りキャンペーン等、ポイントを多く貯める必要があって、標準仕様でから変更しなくても良い場合には楽天市場店は良いですね。

直販のデメリット

直販サイトで購入することの大きなデメリットは、納期が先のことが多い点です。M75q-1の場合、海外からの配送で3~5週間後になるようです。直販サイト以外のところでは、パーツは選べませんが在庫しているものを送ってくれる店舗であれば、すぐに手に入ります。直販の場合も、中国からの配送であったとしても一旦日本に入ってから配送されるので、個人輸入扱いで面倒なことになったり、追加で関税をかけられたりすることはありません。

週末のM75q-1直販価格

バーティカルスタンドとツールレスシャーシは抜いて、M75q Gen2が発売されたときにチェックするために記録していきます。

Wireless LAN+Bluetoothは、Intel(Wireless-AC 9260 + Bluetooth)、Realtek(IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)2×2)、Qualcom(IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)2×2)どれも4400円です。

Intelのものは、Amazonだと2000円しないですが、配線と外部アンテナを買うことを考えるとオプションで付けるほうが無難です。

価格COMパフォーマンスモデル(ADKAKAKUOFFWE)

CPU Window メモリ M2 Wireless K/M HDMI 電源 価格
3400GE Home 8GBx1 256GB なし あり なし 65W 47520
3400GE Home 8GBx1 256GB なし なし なし 65W 44220
3400GE Home 8GBx1 128GB なし なし あり 135W 35420

標準価格129800円、割引80080円です。スタンドは最初の画面で外すと1100円安くなりますが、後半の画面の周辺機器で追加すると626円です。クーポンの種類によるのかこの価格差がほぼない場合もありますが、必要なら周辺機器での追加がおすすめです。

パフォーマンス(JPWE1025)

CPU Window メモリ M2 Wireless K/M HDMI 電源 価格
3400GE Home 8GBx1 256GB あり あり なし 65W 62040
3400GE Home 8GBx1 128GB なし なし あり 135W 54285
3400GE Home 4GBx1 128GB なし なし あり 135W 51183

標準価格134200円、割引71126円です。バーティカルスタンドとツールレスを除くと割引額が減ります。

価格コム限定モデルのほうが同じ構成でもかなり安いです。

スタンダード(JPWE1025)

CPU Window メモリ M2 Wireless K/M HDMI 電源 価格
3200GE Pro 8GBx1 128GB あり あり なし 65W 58938
3400GE Home 8GBx1 128GB なし なし あり 135W 58938
300GE Home 4GBx1 128GB なし なし あり 135W 44462
3400GE Pro 4GBx1 128GB なし なし あり 135W 59972
3400GE Pro 8GBx1 128GB なし なし あり 135W 63074
3200GE Pro 4GBx1 128GB なし なし あり 135W 53768
300GE Pro 4GBx1 128GB なし なし あり 135W 49598

標準価格127600円、割引67628円です。こちらもバーティカルスタンドとツールレスを除くと割引額が減ります。パフォーマンスモデルよりも同じ構成の場合には高くなってしまいます。

選ぶモデルは?

価格コムパフォーマンスモデルを今回は購入したのですが、オフィス利用の場合にはWindows Proが必要な場合も多いです。

メモリは別で購入して増設するほうがかなり安いですが、16GBを基本にする場合、4GBモデルを買うか、8GBモデルを買うかは微妙です。8GB(4GBx2)でよいマシンがあるなら、スタンダードの場合、4GBモデル2台購入して約12万円、メモリ8GBx2で約6000円なので、12万6000円くらいで8GB、16GBになります。8GBモデル2台購入すると13万2000円くらいで16GBが2台になるので、8GBで絶対に良い場合以外は4GBメモリはいらないかなと思います。4GBモジュールを中古で売れるかというと微妙ですし。

2台購入時、価格コムパフォーマンスだと7万8千円ほど、スタンダードモデルだと13万2千円になるので、差額5万4千円くらいです。ボリュームライセンスでHomeからProへのアップグレードはできないので、マイクロソフトストアか、他のサイトで購入するしかありません。Windows 10 HomeからProへのアップグレードはマイクロソフトストアで行う方法だと13824円(2020/10/25)、Workstationへは28620円でした。

壊れた際の再インストールを考えて、リテール版(26000円前後)にしても良いと思いますが、微妙なところです。

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Windows10にはリテール版、DSP版、OEM版、ボリュームライセンス(VL)の4種類のライセンスがあります。リテール版、DSP版は主に自作PCユーザーが購入していく商品です。リテール版は量販店な

マイクロソフトストアのデジタルライセンスで認証する場合、価格コムバージョンのほうがだいぶ安くなりますが、たくさん購入する場合には手間が・・・。

なお、アップグレード時にProにしたのにEnterpriseになってしまい、ライセンス認証が通らなくなることがあるようです。

Windows 10 HomeからProへアップグレードする方法と価格
Windows 10 HomeからProにアップグレードする2通りの方法とアップグレード価格をご紹介しています。Windows 10 HomeからProにアップグレードすると、リモートデスクトップなど便利な機能が追加されます。

その場合は、ライセンス変更からデフォルトキー(VK7JG-NPHTM-C97JM-9MPGT-3V66T)を入れ、その後認証しなおすとできるようになるようです。

「ライセンス認証」の設定画面で【プロダクトキーの変更】を押します。

「プロダクトキーの入力」ダイアログボックスが表示さます。①プロダクトキーの入力欄にオペレーターから伝えていただいたWindows 10 Proのデフォルトキーを入力していきます。

Windows 10 Proのデフォルトキーは「VK7JG-NPHTM-C97JM-9MPGT-3V66T」になります(オペレーターの方に公開の許可済み)。

②デフォルトキーを入力したら【次へ】ボタンを押します。手順に沿ってライセンス認証を行います。

(上記ウェブサイトより転載)

 

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