最近購入した第2世代Ryzen搭載のレノボのミニデスクトップパソコン、ThinkCentre M75q-1は、公式のオプションではVGA、HDMI、DisplayPortのいずれかを選んで、標準でついているDisplayPortとHDMIと合わせて3画面出力をすることができます。(ひょっとしたらDual Display Portアダプターを付ければオプションポートでなくても3画面出力できるかもしれません)
元から備わっているUSB Type-CポートではUSB Alternateモードに対応しておらず、USB-Cからの画面を出力させることはできません。でも、他のパソコンのパーツを代用して画面出力をさせることはできるようです。
DP + USB2.0/3.0 to type C
レノボの公式サイトから、M75q-1ではない別のパソコンの保守部品として注文できる「DP + USB2.0/3.0 to type C」パーツ(パーツナンバー:01AJ939)をM75q-1に差し込むとUSB-C画面出力+電源出力が使えるようです。

他にも試している方はいて、パーツ自体を入手するのが公式サイトもしくは、誰かの販売している中古品しかないという状況ですが、使えるようです。
パーツ情報はM75q-1以外のパソコンの検索画面ですが、
などです。
DP to USB-C port punch out Card
一方、2020年10月にあたらしく発売されたM75q Gen2では、カスタマイズオプションとしてUSB-Cをつけることができます。
パーツ検索からみると、
これが該当しそうです。(パーツナンバー:5C50W31953)
サポートに電話したところ、このカスタマイズでは、画面出力ができないと言われたのですが、しつこく食い下がったところ調べてくれて、ディスプレイ出力およびUSB機能を搭載しているとのことです。(まだ納品されていないので、自分で確認はしていません)
01AJ939と5C50W31953の違い
公式サイトでみると、パーツナンバーは異なりますが、見た目はかなり近いです。
基盤に書かれている文字は同じで「BA7H95 REV:1.2」です。ICは見えないのでわかりませんが、基本的には同じものと考えられるかなと思います。
ただ、M930等の保守部品でM75q-1に使用可能な「01AJ939」にはバックプレートが付属していますが、M75q Gen2の保守部品の「5C50W31953」は、基盤と一体化したバックプレートになっていますので、そのまま互換性があるかというとわかりません。
パーツ画面で見た感じだと、ネジを外すと取れそうではあります。
保守部品の購入方法
レノボは部品を購入できますが、ちょっと面倒くさいです。アメリカ国内ではオンラインでポチっと購入できるようなのでうらやましいです。
みていくと、レノボ・スマートセンターへの連絡を行い、発注手続きを踏むという形になります。
まだ試していないのですが、電話等で発注書を取り寄せて、それを送付するという形での購入になり、部品の価格に加えて一点ごとの発送手数料(1500円プラス消費税=1650円)がかかるようです。本体は安いですが保守部品は結構高いので、保障切れ後は新品を買ったり、ニコイチになりそうな予感。
なかなか発送されない
納期が遅れており、まだまだ発送されないようです。
私のオーダーしたものは、2020年11月3日オーダーで、今表示されているのは2021年2月1日発送予定、2021年2月10日納品予定とのこと。
価格コムを見ていると、
Type-C wifiともに装着事例
11月14日注文済み
12月31日出荷予定美
1月12日納品予定 です。
あてにならないそうですが。
という書き込みが11月23日にありました。むぐぐ。
コメント
突然のコメント失礼致します。
文章中にある映像出力と宮殿を兼ね備えたUSBタイプCの部品について、すでに入手されたのでしょうか?
また、その部品を使っての現在の状況などを教えていただけましたら幸いです。
コメントありがとうございます。部品として購入はしていませんが、オプションとしてつけたM75q Gen2を購入しました。画像出力の利用はできたと思いますが、そういえばあまり検証していませんでした。普通のHDMIなどのケーブルよりもUSB-C⇔DPケーブルのほうが高くて選択肢が少ない、という以外はUSBポートとしても利用できるので良いです。もう一度触ってみます。