中国資本なので出来れば避けたいと思いつつも、気づくと選んでしまうパソコンメーカの一つがLenovoです。以前から世界シェアはトップクラスでしたが、日本においても販売シェア首位に躍り出ています。
昔ながらのThinkpadから離れ難いというのもありますが、日本のブランドでは滅多にない、ダウンロードサービスが充実していたりというところが高評価です。
Lenovoのダウンロードサービスの良いところ
レノボのダウンロードサービスの大きな特徴は、
- 製品のシリアルナンバーで購入時の構成を管理しているため、細かいモデルナンバーの違いやバージョン違いによりドライバーが動かないトラブルが起きにくいこと
- 細かいドライバーがダウンロード可能なこと
- リカバリーメディアがダウンロードできること
です。どれも重要な点ですが、国内メーカー品やBTOメーカーで良くある「リカバリーメディアはHDD内に入っていますので付属しません」、からの、HDDごと壊れてリカバリー不能になるという問題が起こりにくいのがとても嬉しいです。もちろん、HDDに入っている領域をUSBメディアやDVDなどに焼き付けるソフトウェアが別途付属していることも多いですが、気軽にダウンロードできるのはかなり楽ですし、使わないのに容量を食っているのも気分が良くありません。(期限は不明ですが、昔購入したThinkPad X280はダウンロードできませんでしたので準備は必要です)
中華ブランドだとたまにリカバリーメディアがダウンロードできることがありますが、やはり便利ですし中小ブランドと違って少し前のモデルでも使えるので良いです。
USB Recovery Creator
リカバリーメディアを作成するためのツールは、サポートページからダウンロードします。使うのがかなり面倒な点がちょっとマイナスポイントです。
サポートサイトにユーザー登録する
まず、メールアドレスを用いて自分のユーザーIDを作る必要があります。
商品シリアルナンバーを登録して「発注」
商品シリアルナンバーを入れると、製品名やモデルタイプが出てきます。リカバリーメディアを「注文」するとアカウントに登録されてダウンロード可能になります。
メールで発注書みたいなものも届きますが、届く前でもダウンロード可能なので気にしなくてもよいです。
ダウンロード
ユーザーサポートページに入力したアカウントとパスワードを使ってLenovo USB Recovery Creatorでダウンロードします。ただしく発注できていれば、リストに発注したモデルのリカバリーイメージが出てきてダウンロードできます。
所謂イメージファイルではなくたくさんのファイルの集合体なので、フォルダ名でしっかりわけてダウンロードしたほうが良いです。ダウンロードが済むとUSBメディアへの書き込みに移りますが、書き込みを後からすることもできます。(その場合もログインが必要と思います)
書き込みが終了した際に、リカバリーイメージを削除するかどうか聞かれるので、削除しないでとっておくこともできます。(何年ダウンロード可能かわからないので、持っておくのも手です)
エラー
この前、以下のエラーが出ました。
恐らくサーバーダウンだったようで、次の日には回復していましたが、通信障害などで発生するようです。
他の大手メーカーよりは便利
他の大手メーカーよりは便利ですが、中華系はファイルをダウンロードして終了なのでそれよりは面倒ですね。
同じモデルであれば別のマシンに展開しても動作しましたが、展開イメージの中にシリアルナンバー等が含まれていたのかは見ていないので長期的に、ライセンス的に、大丈夫かは不明です。
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