昨2021年に熱中症対策として購入したThanko(サンコー)ネッククーラーProがかなり良かったので、今年は新製品のネッククーラーSlimを購入しました。
「Pro」の製品ラインには新商品の「Pro R4」も出ていますが、「ネッククーラーSlim」を購入した理由も含めて、各機種の違い、使い心地などを書いていきます。
サンコーのネッククーラー
現在販売されている製品は、2020年(?)の「ネッククーラーPro」、2021年の「ネッククーラーEvo」、2022年の「ネッククーラーSlim」、「ネッククーラーPro R4」の4機種です。
昨年購入したものは「ネッククーラーPro」でした。基本的な冷却性能はR4を除くとほとんど同じようなものだと思います。
電池 | 重さ | 希望小売価格 | 参考現在価格 | 特色 | |
Pro | 1800mAh | 223g | 5980円 | 3000円 | バッテリー内蔵
外部電源弱モード IPX5 |
Evo | (2000mAh) | 150g + 50g | 4980円 | バッテリー込 3880円 | バッテリー装着要ケーブル
IP33 |
Slim | 2000mAh | 140g + 90g | 6480円 | 6480円 | IP33
ゆらぎモード |
Pro R4 | 10000mAh | 300g + 140g | 12800円 | 12800円 | IPx5・最大IP45 |
Proシリーズの防水機能は魅力的ですが、最新のPro R4は重すぎます・・・。あと、冷却パッドが4つあるわりに排熱が弱いかもしれないというレビューを見かけたので今年はProシリーズはパスしました。IPX5とIP33の防水性能等級は、IPX5はあらゆる方向からの噴流に対して保護、IPX3は散水に対しての保護という違いがあるので、安心してバシャバシャ洗えるのはIPX5だと思います。
ネッククーラーSlimの良いところ
Proと比べて一番良い点は、予備バッテリーを単独で充電できることだと思います。バッテリーが脱落しにくいようにストッパーがついていること、バッテリーが縦長のため重心が後ろになりにくいこと、ケーブルがUSB-Cになり扱いやすくなったことも良いですね。
Evoも似た感じですが、形があまり良くないのか、冷えにくそうな感じであることと、基本が外部バッテリー用のため、専用バッテリーを使用してもケーブル接続が必要っぽい点(たぶん)が駄目と思います。
ネッククーラーSlimの使い心地
全体的には使いやすく、かなりコンパクトに収納できるのでとても気に入っています。
冷え方:このタイプでは普通
冷え方としては、昨年使用したネッククーラーProと同等と思いますが、ファンが高効率化したのか、連続使用時の温度上昇は今のところ気になりません。Slimでは吸気口・排気口が外側から内側に変わりましたが、直射日光が当たらないところからの吸気になることもあり、より冷えているのではないかなと思います。
ただ、前モデルよりも連続使用時に首の後ろが熱くなる度合いがひどいと思います。フィット具合によるとは思いますが、溝のパターンも若干変わって見えるので好みだと思います。私は、靴の柔らかいパッドを貼り、熱の伝わりを減らして使っています。
バッテリー:長くはないが交換できるので良
バッテリー動作時間はもう少し長くなって欲しいところですが、バッテリーが着脱式で単独での充電対応のため、予備バッテリーを用意しておけば大丈夫という点がとても心強いです。私は予備バッテリーを2個購入して3個体制です。
ゆらぎ:微妙
新しく追加された「ゆらぎ」モードには期待していましたが、動作音、持続時間ともに「強」モードとの差がわかりませんでした。来年以降のモデルではもう少し良くなると良いです。
他社製ペルチェ冷却式ネッククーラー
サンコーの出している製品以外にも、アマゾンを見ると何種類も売られています。扇風機機能を併せ持ったもの、クーラー部分の配置がサンコーと異なるもの、など色々あります。
サンコー以外で目に付く良さげな製品はUSB式 5000mAh PSE認証済み 3Dネックエアコン (Summit White)と思います。最短稼働時間が2時間ということなのですが、定格8Wでバッテリー容量が5000mAhなら、かなり排熱が厳しいことになるのではと思いますが、ファンがある分他の製品より熱くなりにくいかもしれませんね。ただ、ペルチェ素子の排熱が頭に当たる設計になっていそうなのが正直どうなのかとは思います。サンコー製品よりも高いのと、重量が390gもあるのがネックです。
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