結構前から、PDFエディター難民になっています。前はFoxitだったり、PDF-XChangeをよく使っていて、ちょっとした書き込みなどをしていたように思います。
PDFの編集をすることは最近それほどないのですが、ブラウザに標準搭載したビュワーで足りない場合には結構困ります。Adobe Acrobat Readerで作業してみたのですが、リーダーだしダメダメです。
オンライン版は結構使えるが、機密ファイルが・・・
他はフリーではWatermarkが入るPDFEscapeはオンライン版は無料ですが、ダウンロード版は月額課金サービスです。
他もオンラインサービスはかなり多いのですが、どれもファイルをアップロードしないといけません。
GoogleとかMicrosoftのような会社なら(良いかどうかはともかく)ひとまず安心できるのですが、どこのどんな会社ともわからないサーバーにアップロードできるファイルは結構限られます。
Google Driveは変換が×
Google Driveで開くと変換できるという話でしたが、表が多いファイルで全然ダメダメでした。
Microsoft Officeもダメ
Microsoft Wordで開く方法もあるのですが、私の環境ではまったくダメでした。
Windows版PDFエディターいろいろ
Adobe Acrobat Pro
PDFといえばAdobeです。Acrobat Readerは無料ですが、サブスクリプションサービスになってから、いろいろお高くなりました。
Acrobat Pro DCは月額2948円、月額1738円(年間契約)、年間一括払い20856円也。7日間無料期間はありますが、Adobeのアカウント作って連携して云々あるし、無理ですね。
あと、Readerをインストールするときに毎回やってしまうのですが、普通にダウンロードするとマカフィーのセキュリティソフト一式が勝手にインストールされてしまいます。避けるためには、インストーラーをダウンロードするページでマカフィーツールのチェックを消さないといけませんが、今まで消した状態でダウンロードできたためしがないのでわかりません・・・。たちが悪い。
PDFescape
編集が一通りできるPDFescapeのPremiumは月額2.99USD、入力フォーム付きのファイルを作れるUltimateは月額5.99USDです。
本当に短期間であれば、無料期間で何とかできなくはないような気はしますが、普段使いしたいんですよね。
PDF-XChange Editor
昔お世話になったPDF-XChangeのEditor版です。Editorが払いきり46.50USDで、アップデート期間は別料金です。大量オーダーなら結構割引されますが、PDFescapeのサイトライセンスを年間契約したほうがたぶん安いです。入力フォーム付きファイル機能などが付いたEditor Proは59.50USDです。
無料期間はあります。
Soda PDF
無料のオンライン版には結構お世話になっているSodaですが、オフライン版は月額課金制です。Soda PDF 360 Standardは年間契約で月額6.75USD、フォーム入力・パスワードなどがつけられるSoda PDF 360 Proは同じく10.50USD、OCRの読みを編集できるSoda PDF 360 Businessは月額16.50USDです。
安いプランならまだしも、高いプランだとAdobeと同じくらいの金額です。デバイス切り替え等考えるとSodaのほうが便利かも。
Nitro Pro
ビジネス用で結構使われている感じのPDFエディターです。サイン専用バージョンもあります。
1ライセンス159USDですが、トライアル期間が過ぎた無料版はリーダーとして使えるようです。結構使える予感?
ただ、2020年にデータ漏洩事件があったようです。
PDFChef by Movavi
見た感じ結構使いやすそうな予感がするエディターです。年間サブスクリプションが29.95USDで、1PCのみライフタイムが39.95USDです。年間サブスクリプションを選ぶ人いるんだろうか?
無料期間もあります。
いくつか使ってみる
Nitro Pro
とりあえずNitroを入れてみました。日本語ウェブサイトがないので予想していましたが、日本語インターフェースはありません。日本語自体は文字化けしたりはせず表示されました。
表をエクセルにしたい、というのが今回の主な目的でしたが、PDF Editor上からのコピペはうまく機能しませんでした。
Chromeなどのブラウザ機能でコピペした場合にはセルを認識できず1セルにすべての文字列が入ってしまいました。Nitro Proではセルは認識されたものの、列をうまく表現できず一列に全部並んでしまいました。
Excelファイルへの変換では、背景画像等がぶっ飛んでしまいましたが、きちんと表で表示されます。オンライン版のSoda PDFでも同じように変換されましたが、少しNitroのほうが結果のファイルが扱いやすいかなと思います。
トライアル期間後も普通にサインするくらいなら使えるようです。
Nitro Proは購入した場合のアップデートがどうなっているのかよくわからないのが難点です。どこかに出ているかもしれませんが、見つけられませんでした。
PDFChef by Movavi
結構ブラウザアプリライクなシンプルデザインです。できることがかなり少なく、ちょっと辛いですね。
Nitroの場合には、日本語フォントの部分をいじろうとするとシステムフォントに変換しますと出てくるのですが、PDFChefは一発文字化けします。フォントを日本語のものを選択すると戻ってきますが、面倒すぎて無理ですね。
アンインストールしようとしたら、20%OFFだよ!と出てきました。
こういうのは結構ありますが、最初から購入してしまうと損ですね。
Nitroも割引が・・
ライセンス購入画面にいったん入ってしばらくしたら割引が出てきました。
標準状態だと2万円オーバーでした。最初の画面に表示されていませんでしたが、消費税10%が追加されたのと、為替手数料のようです。米ドル支払いにするとたぶん若干、日本円支払いよりも安いかもしれません。経費等使うには面倒なので日本円で払いたいですが・・・。
PDF-XChange Editor Plus
ライセンスを買わずにインストールすると、無料トライアルではなく機能制限のフリー版になります。フリー版の状態では保存すると透かしを入れられてしまうのですが、Word/Excel/Powerpoint形式でのエクスポートは普通にできるようなので、まあ十分かもしれません。買ってもよいかもと思います。(前も買ったかもしれない・・・)
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