前から注目していた中国メーカーOnePlusの最新スマートフォン、OnePlus 3が発売されました。
私は初代のOnePlus Oneを今も現役で使っていますが、OnePlus 3はOnePlus Oneほどの魅力はないもののどうしようか考え中です。
OnePlus
OnePlusは中国の新興スマートフォンメーカーで、意欲的な製品を低価格で出しています。ビジネスモデルも他のメーカーと大きく違っていて、基本はメーカーからの直販しか入手手段がありません。そして、当初は販売数も絞られていて、OnePlusのフォーラムで発言をしていたりすると購入権がもらえるという、「招待制」を取っていました。
OnePlus 3は、ログインしない状態でもすでに買えるようになっているので、大きな転換期を迎えたようです。インドに工場を作ったりもしていたので、すでに零細メーカーではなくなっているということなのでしょう。
OnePlusのスマートフォンの特徴
これまで出してきたスマートフォンは、One、Two、X、そして今回の3と合計で4機種しかありません。機種の選択肢が少ないですが、「フラッグシップキラー」というキャッチフレーズとともに、大手メーカーの半額以下で販売してきました。
また、中国メーカーというとなんとなく、
- 安かろう、悪かろう
- 中華アプリ
- すぐ壊れる
- コピーデザイン
というようなネガティブなイメージを感じてしまう人も多いと思います。OnePlusを気に入った理由は、
- CyanogenModを公式採用
- デザインがiPhoneともGlaxyとも違う
が大きかったと思います。
OnePlus 3
2016年6月に発売されたOnePlus 3は、予想されていた通りのハイスペックですが、その中でも高いほうを採用しています。値段も399米ドルとこれまでの水準を維持してきました。
ただ、アクセサリーが結構高くなっているので、そのあたりでもうけを増やしているのかもしれません。(ベーシックのデザインがダサい・・・・です)
スペック
- サイズ:152.7 x 74.7 x 7.35 mm
- 重さ:158 g
- ディスプレイ:5.5インチ
- 1080p Full HD (1920 x 1080 ピクセル)
- 401ピクセル/インチ
- ゴリラガラス4採用
- リアカメラ:1600万画素
- F/2.0
- 4K動画対応(30fps)
- 光学式手振れ補正
- フロントカメラ:800万画素
- F/2.0
- フォーカス固定
- 光学式手振れ補正
- CPU:Qualcomm Snapdragon 820 (2x 2.2GHz + 2x 1.6 GHz)
- メモリ:6GB LPDDR4
- ストレージ:64GB UFS2.0
- 充電:5V4A(ダッシュチャージ)、USB-TypeC
- Dual SIM
これでもか、という感じで高スペックになっています。
リアカメラで4K動画が撮れます。家には、見れるテレビないですよ!?
5V2Aの充電でも十分早いのですが、5V4Aになってさらに早くなり、30分で63%充電できるようになっているようです。QualcommのQuick Charge 3.0は30分で80%らしいので、それよりは劣りますが、電圧を5Vのままにしているため、発熱が少なく安定していてゲームをしながらの充電でもQuick Chargeよりは良い状態を保てるそうです。ただし、DASH CHARGEは独自技術なので専用チャージャーが必要になっています。
痛いデメリット
じゃあ今すぐ買いか!?というと、食指が動きません。
理由は、対応している通信帯域にあります。OnePlus Oneはグローバルモデルの一択しかなく、一つだけで全世界対応するため、ドコモにもソフトバンクにも、アメリカのAT&T、T-Mobileにも対応できていました。(100%互換ではありませんが)
が、OnePlus 2以降は北米モデルと全世界モデルに分けられていて、OnePlus 3では、北米モデル、中国モデル、グローバルモデルの3モデルに分かれてしまいました。
DoCoMoのプラスエリアに対応しつつ、アメリカに持ち込んだ時にはAT&TとT-Mobileに対応できて欲しかったのですが、それが極めて難しくなってしまいました。(OnePlus OneだとLTEは掴めませんが3Gはうまくやるとできるようです:参考「OnePlus One(A0001)のNTTdocomoプラスエリア(800MHz)対応化について」AndMem)
日本国内でも、ドコモ完全対応もちょっと怪しい気がします。動くことは動くかなと思いますが。。。
でも、最近の機種に全対応モデルはなかなかないのです。
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