ページが表示されるまでのスピードがサイトを訪問してくれる人の数に関係するそうです。さらに、Googleの検索結果に表示までの時間(実際の表示時間ではなくてクローラーがクロールするのにかかる時間という情報がありました)が検索で表示される位置に影響するようになっています。
なので、サイトの表示を最適化するのはかなり重要です。Javascript(JS)とスタイルシート(CSS)ファイルを一つにまとめて、最適化(余分な空白を除去)してくれるプラグインの一つ、「Better WordPress Minify」を試しました。
プラグイン「Better WordPress Minify」
少し最終更新が古くて2015年7月現在、2014年9月のバージョン1.33が最新です。したがって、Wordpressの最新対応バージョンは4.0.5と表示されています。
使っているWordpress本体のバージョンは4.2.2なので、きちんと働いてくれるといいなと思いながら試してみました。
インストールは簡単に終わり、有効化まで問題なく進みました。
共存プラグイン
共存させている、関係しそうなプラグインはWP Super Cacheです。単体ではJavascirptやCSSの最適化はしてくれません。(と思います)
使用前のPageSpeedと表示速度
Better WordPress Minifyを導入前のGoogle PageSpeedのスコアはモバイル74/100点、デスクトップ91/100点とほとんど何もしていない割には結構良いです。
Pingdomで測定した表示速度は、かなりいい感じです。よくサーバー比較で貼ってあるのを見かける測定サイトです。
表示されるまでの時系列データ(Waterfall)も見られます。見ると、表示がすべて終わるのにかかった時間は大体1.2秒くらいで、最後0.2秒くらいはFacebookの何かの読み込みでした。
「https://s-static.ak.facebook.com/connect/xd_arbiter/*******.js?version=41」というものが2回呼び出されていました。検索したところFacebookボタンを載せると呼ばれる感じだったのですが、トップページにはFacebookボタンは載せていないので、削れるなら削りたいところではあります。
遅くなった・・・
そして、期待に胸膨らませて「Better WordPress Minify」を導入してみました。
WP Super Cacheのキャッシュを消してキャッシュさせ直し、測定したサイト表示速度がこちら。
ちょっとさすがにおかしい値になりました。
サーバーの応答速度が悪かったりしたわけではなく、Waterfallを見ると長い時間をかけておかしなファイルを探しているようでした。
日本語の情報はそれほど見つからなかったのですが、「高速化でアクセスアップ!15のおすすめプラグイン」(GOIS BLOG)には、何も設定しなくても高速化したと書いてありました。キャプチャされている設定画面と今のものと少し違うので変わったのかもしれません。
プラグインの設定を見直して、「Better WordPress Minify」内でもファイルを作り直す設定があったので、一度かけてみました。
Google PageSpeedの値も「モバイル72/100、デスクトップ89/100」とプラグイン使用前と同じか下がった感じです。
ちょっと残念な結果だったので、プラグインを削除しました。プラグインを削除してキャッシュを消去したところ、数値は元に戻りました。
今度、「WP Super Cache」以外のキャッシュプラグインを試してみたいと思います。
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