SSLサイトのメリット・デメリット

4月 5, 2016

≪≪この記事をすべて読むには約 5 分かかります≫≫

ウェブサイトの表示をセキュアにするSSLというものがあります。Secure Socket Layerの略なので、日本語になっていそうな単語ではありますが、単に「SSL」と書かれているのしか見たことがありません。

ウェブサイトを表示すると、アドレスバーが「https://」で始まっていたり、ロックマーク()が出ていたりするサイトは、SSLを使って暗号化通信されています。当サイトもSSLを使っています。

SSL通信と通信規格

最新版の通信規格HTTP/2ではSSL通信が標準化されていて、従来のHTTPサイトは使えなくなるようです。

SSL化のメリット

古い規格でいいじゃないかと思わなくもないので、なかなか移行が進まないのかなと思いますが、SSLに対応するメリットはいくつかあります。

  • GoogleがHTTPSサイト優遇を打ち出している
  • HTTP/2もしくはHTTP/1.1+SPDYで通信速度が上がる(らしい)
  • 先進的でなんとなくかっこいいw

なんの変哲もないブログにSSL通信を持ち込むメリットはそもそもあまりないのですが、上記のメリットを享受したい場合はSSL通信に対応すると良いでしょう。Let’s encryptを使ってみましたが(今回試した方法だと特に、)非常に簡単です。

SSL化のデメリット

金銭を直接取引するサイトや傍受されたら困るサイトはSSL通信は必須ですが、世の中にたくさんあるブログ(当サイトも含めて)に関してはどちらかと言うとデメリットがかなり大きいです。

  1. ワードプレスのSSL化が不完全
  2. アフィリエイトがダメダメ。

1)WordPressは、以前の記事「SSL化してから、イメージの挿入がメンドクサイ。」で書いているように、SSLサイトではいろいろとトラブルがついてきます。最近のバージョンで修正リストに入っていたような気がするので、そのうち問題なくなるかもしれません。

2)アフィリエイトがダメダメ、という件は結構痛いです。趣味のブログといえど、せっかくやるならある程度報酬が欲しくなるのがヒトの性です。

が、日本で使える広告サービスの多くがSSLサイトに対応していないのです。多分アフィリエイト広告最大手のA8.netに2015年秋頃問い合わせてみたところ、SSL非対応と言われてしまいました。リンクシェアやアクセストレードも非対応です。→2016年7月にA8.netがSSL対応しました

非対応とはいっても、表示できなくなるわけではないのですが不都合が生じます。

  1. 画像が表示できない
  2. アドレスバーに警告がでる
  3. 画像をキャッシュする必要がある

このどれかを選ばなければいけません。まず、画像のキャッシュはアフィリエイトサービスは大抵コード改変を禁止しているので除外します。

アドレスバーに警告がでると、通常は緑色のロックアイコン()が、黄色か赤色のロック解錠アイコン()に変わって「危険なサイト」と誤認されてしまうのです。知っている人は「あぁ、混在コンテンツね」と思ってくれるかも知れませんが、世の中の殆どのひとはこの表示を見たら、危険を「察知」してサイトを閉じてしまうでしょう。

破れかぶれで対応すると、このページ「スタードメインへドメイン移管してみた」や「アフィリエイトリンクとHTTPS、A8の場合」のようになります。自分で設置するコードは改変していないのですが、WordPressの画像リンクとSSLの記事で書いたHTMLソース置換がかかって、悲しい姿になります。下のような感じです。

SSL-example1

SSL-example2

あまりにもわびしいです。上記のデメリットを甘受できるのなら、メリットもありますしSSL化すると良いと思います。

対応しているサービスもあり、CPC広告のAdStirGoogle Adsense、といったCPC広告や、楽天アフィリエイト、Affiliate-BはSSL用のリンクが使えます。