COVID-19のせいで楽天市場がAmazon化

2020年はパンデミックとともに始まりました。1月上旬に中国で新型肺炎が出ているという噂、またアメリカでインフルエンザの死者が記録的に多いという話がありましたが、日本を含め世界的にインフルエンザ患者は激減しているようなので、アメリカの「インフルエンザ」がCOVID-19(SARS-CoV2による新型コロナウイルス肺炎)だったのではということも検討されているようです。

COVID-19のせいで世界的にアルコール消毒、マスク、手袋、防護服等の在庫が枯渇しつつあります。

マスクの転売禁止

世界各地で買い占め、高額転売に規制がかかっていますが、日本では昭和48年(1973年)オイルショックの買い占め騒動の際に制定された法律「国民生活安定緊急措置法」の政令改訂によって購入するのにかかった費用よりも高い値段でのマスクの転売が禁止されました。(防塵マスクは対象外です。)

転売禁止によって、個人が出品している転売品は消え去りました。

Amazonが販売禁止

日本のAmazon.co.jpもこの規制に伴って、衛生マスクの出品制限を設けました。規約に則っていれば問題なさそうな風に見えますが、現在マスクの出品はありません。少し前まで有ったので、何かあったのかもしれません。

同時期から、アメリカのAmazon.comではマスクの出品自体が禁止されています。

楽天に大量出品

amazonでの出品がなくなったころから、楽天市場に大量にマスクが出品されるようになりました。パンデミック前の価格は5円/枚くらいだったものが、50円を余裕で越えています。

2020年3月下旬に「在庫速報.com」というサイトが立ちあげられ、Amazonと楽天の「在庫あり」となっているマスクの出品を価格別にまとめてリアルタイムのリストが見られるようになりました。このサイトは、リンクがすべてアフィリエイトになっていて、Google検索してもPageRankの高いニュース系サイトで取り上げられているページばかりヒットして本体につながらない、稼ぎは非常に多そうですが、微妙なサイトです。

楽天に在庫あり、でもすぐには来ない

必要があり、楽天のサイトで頼んでみることにしました。単価は58.5円と78円で、不織布マスク300枚に19500円(58.5円200枚+78円100枚)、平均単価65円と以前の13倍もします。

在庫あり発送可で3月下旬に注文し、約2週間で家に届きました。品質はまあ、見た目には悪くない感じでした。

200枚購入したほうは、50枚しか送られてきませんでした。発送元も中国の倉庫からOCS(中国の運送会社)からの直送です。100枚のほうは、いったん日本の倉庫に入った後、簡易パッケージに入れられて日本の運送会社から来ました。

50枚しか来なかった店舗は、なんだか停止しています・・・

アマゾンの場合

これまで、このようなことはアマゾンでは多くありました。アマゾンで購入する場合、アマゾン倉庫からの発送ではない場合、国内の販売店から発送される場合もありますが、中国から直送されてくることも多く低品質な場合もかなりあることから、中国見本市とか揶揄されることもあります。

https://otona-life.com/2019/06/25/15411/ https://sellercentral-japan.amazon.com/forums/t/amazon/7393

ただ、アマゾンの場合は「いつまでに納品」という点が明示されているため、そのつもりで待つこともできるし、来ないこともあると覚悟できます。

例えば、最近購入した商品だと、
これは納入されましたが、これは来ません。2つあってもいいかな、と思いつつ注文しますし、多少痂疲があってもしょうがないかとわかって注文するため、そんなに腹も立ちません。

楽天市場の立ち位置

楽天市場は、個人商店の集まりという成り立ちから、基本的には国内から発送される商品がメインです。また、アマゾンプライムのFBA在庫と異なり、店舗が責任をもって発送した商品が手元に届くというのが楽天市場の強みだと思っています。最近、アマゾンに対抗してサンキューラインを開始し、3980円以上で送料無料の店舗が増えてきました。でも、根本的には日本中の店から発送される(無在庫販売のことがあっても、日本国内からの発送がほとんど)と信じて利用しています。

楽天市場の問題点

これまで、楽天市場は出店料金が高かったりすることから怪しい店舗が少なかったはずなのですが、今回の騒動で楽天にもそういった店舗が出ています。

問題はそれ自体ではなく、

  1. 楽天市場では、「発送までの目安日数」は書かれているが、納品の期限はない。
  2. amazonと違って、店舗の評判が見えにくい。(この点では、ebayやタオバオ、アリババ等に大きく負けています)
  3. 「在庫あり」表示がおかしい。通常の楽天店舗では、「20営業日以内に発送予定 (欠品時を除く)」「約1か月前後 【受注生産】」「取寄せのため5~7営業日で出荷致します。」「実店舗と在庫を共有しているため、ご注頂きましても~」と書かれています。

ために、どこから見ても「中国倉庫からの無在庫販売であることがわからない」点にあると思います。楽天市場が対策を講じる以外にないかもしれませんが、見分ける方法があったら誰か教えてください・・・。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする