タバコ臭くて耐えられなかった中古車を洗浄・消臭しています。

消臭業者に委託したものの、まだ長時間我慢できるレベルではなく、仕方ないので自分でさらに消臭を頑張ってみることにしました。
オキシクリーン掃除シートで拭き掃除(効果★★☆)
タバコのヤニ落としに効果が高いらしい、コストコに売っていたオキシクリーン掃除シートを使って再度拭き掃除をしました。
最初はかなりウェットな感じですが、すぐに乾いてしまって洗浄剤がつかなくなります。布シートクリーナーでもかなり取れたのですが、まだまだ茶色いヤニ汚れが取れてきます。
最終的には、大きな効果はなかったのではと思いますが、気分的には良かったのと、ヤニ汚れがまだまだついていたことが分かったのが良かったです。費用対効果は低め。
おすすめ度:★☆☆☆☆(1/5)
セスキ水でシートベルトつけ置き洗い(効果★★★)
業者に清掃してもらった部分ですが、においが消えていない気がしたので、バケツにアルカリ性のセスキ水を作って漬け込みました。
そうしたら、あっという間にひどく真っ黒に・・・。一度つけ置きしただけでシートベルトからはタバコ臭をあまり感じなくなりました。結果的に、清掃依頼した業者の洗浄結果に疑いを持つことになりました。
おすすめ度:★★★★★(5/5)
リンサークリーナーでクリーニング(効果★★★)
業者に依頼してやってもらった清掃ではあるのですが、清掃してもらった部位が汚れがかなりあった上に自分で清掃したところヤニ臭が消えたということから、自分でクリーナーをかけてみることにしました。
私は、ペットを飼っているのでこの製品ではなく、Amazon.comからペット用のものを個人輸入で購入しました。

売れ筋商品は、アイリスオーヤマのリンサークリーナーのようです。タンク容量が小さい感じなのと、何となくのイメージでBissellにしました。
Bissellはコンセントが3ピンタイプなので、タップを接続するとかしないと繋げません。最初は使い方がよくわからず失敗しましたが、給水口を押し付けるようにするのがリンスするコツのようです。
リアシートを少し洗浄してみると、驚くほど黒い水が・・・。底には黒いものがたまっていました。専用クリーナーではなく、オキシクリーンの粉を溶かして使用しました。ただ、Bissellのクリーナーを使うと周りに飛び散ってしまうので、2回目以降は雑巾か何かでクリーナーをつけてこすった後に水で洗浄に変えました。アイリスオーヤマの製品はひょっとしたらいいかもしれません。
リアシートとフロントシートを洗浄した後、少しフロアカーペットに水をつけて吸ってみたところ、真っ黒の水が出てきたのと洗浄の泡がたくさん出てきました。これをみると、依頼した業者は目立つ天井の中央部だけはしっかり吸ったかもしれないけれど、他の場所は洗浄をあまりしていないということがわかります。「汚水を回収するのが重要」と言っていたのに、洗浄剤を回収できていませんでした。天井も一部シミが残っていますし。心から信頼できる業者でなければ、自分でやったほうがましです。
かなり改善しましたが、車の内装部分からかなり臭います。
おすすめ度:★★★★★(5/5)
内装を剥がしてオキシクリーン漬け(効果★★★)
運転席のにおいは改善しましたが、まだまだです。内装を何度か拭き掃除してきたものの、手が届かないところは多いですし、奥から臭ってくる気がするので、取れるところを取って洗浄することにしました。
色々な製品があってどれがいいのかわかりませんが、硬すぎず柔らかすぎずというレビューの多かった、この製品を購入しました。使いやすくて良かったです。
一度はがすと再利用できなくなる部品(プッシュリベット、ファスナーなどの呼び名のパーツ)があるので、最初はなくても大丈夫ですが、車種用のパーツを購入しておいたほうが良いです。また、一度全部終わるまでもっていなかったのですが、カプラーを外すカップリング工具を持っているとかなり楽です。
洗剤は、コストコで購入したアメリカ製オキシクリーンを使用しました。何度もやるのは面倒ですし、良く紹介されていたのとコストコで売っていたのでチョイスしました。漬け込むだけで、かなり汚れが取れました。
一番最初は、オキシクリーンではない洗剤と弱アルカリの洗剤でセンターコンソールをゴシゴシ洗浄したのですが、後でにおいをかいでみると非常に臭かったです。オキシクリーン液にしばらく漬けただけで擦らずににおいがなくなったので、別の洗剤でもよいかもしれませんが、車一台分は洗浄できましたし、良い買い物だったと思います。

灰皿の上部
ただ、灰皿の上部部分の内装はヤニが落ち切りませんでした。灰皿は上部が金属製でしたが、さらにその上は普通に樹脂製で結構焦げています。オキシクリーンとブラシ、最後はハイターをかけて擦ってして取りました。
内装を剥がした先のボディはオキシクリーンだと残存が多い感じなので、パーツ洗浄用のアルコールで拭きました。
おすすめ度:★★★★★(5/5)
天井・フロアシートを剥がして洗浄(効果★★★)
業者に洗浄してもらったはずですが、結構汚い感じはするし、臭うので天井とフロアシートを剥がして洗浄しました。
ぱっと見はきれいになっていましたが、パーツを剥がすとその下はヤニで変色していました。ついでに、リアエアコンを掃除しました。(配線を間違えたのか、動かなくなったのでいつか直したい・・)
おすすめ度:★★★★★(5/5)
断熱材を廃棄(効果★★★)
オキシクリーンにつけてみたものの、においが取れきれない、断熱材をちぎって廃棄しました。天井・フロアマット・その他内装についていた純正の断熱材を廃棄し、それぞれ代替品を購入して貼りました。
どうも、断熱効果が高くない、乾きにくい、洗いにくいとあまり評判が良くない断熱材のようです。代替品は高いのと安いのといろいろ買いましたが、(ついでに、もともと断熱材がついていない部分にも貼り付けたところ)断熱効果も高く、遮音性能も高くラジオが聞こえるようになりました。
おすすめ度:★★★★★(5/5)
サンバイザー洗浄(効果★★★)
何となく黄色かったサンバイザーを思い切って外して洗浄しました。残念ながらお亡くなりに・・・。中身が段ボールだとは思わなくて・・・。
サンバイザーの稼働部にもヤニが浸透していたらしいということがわかりました。
少し洗ったら、サンバイザーが動かなくなってしまったので分解したところです。この状態でも結構タバコのにおいがしました。ハイターで洗浄してから油をさしたら動くようにはなりましたが、外装を切り裂いたので元には戻らず。
顔の近くに来るパーツなので、サンバイザーのにおいが取れると結構印象が変わります。
おすすめ度:★★★★★(5/5)
再度掃除(効果★★★)
手の届くところはかなり掃除してきたのですが、ふと気づいた部分を再度拭いたり洗浄していきます。カーシート部分はにおいが取り切れない可能性が高いのですが、何度か繰り返していくとにおいが気にならなくなっていきます。ただ、リアシートはボディとの連結部分に大きな穴が開いていて、中に手が入らないので、掃除無理かも。廃棄するかもしれません。
車の外も掃除
盲点だったのが、ウィンドウの外側です。窓を開けるとなんだか臭う気がしていたのですが、窓の外側、特に上のほうにヤニがたくさん付着していました。ふき取りしたところ、かなり改善しました。
オゾン再び
オゾン脱臭機を再度使ってみたところ、効果が大きくなっている気がします。やはり、オゾン脱臭は効くことは効くのですが、においの発生源があると効果がごく短時間になってしまうようです。
ニオイはかなり良くなった!
ここまで、慣れない作業ですが実作業期間1か月、のべ100時間以上は作業しました。大変でしたが、かなり改善しました。ただ、一日置いた後にドアを開けるとムワッっとしたタバコ臭があるのと、乗車したあと服にまだタバコ臭がつきます。
あと、外せていないパーツはステアリングとダッシュボードの一部、スライドドア部分のメカ部分、前エアコンのシロッコファン、などなど・・・。
フロントシートはあまりにおいを感じなくなりましたが、リアシートがかなり臭います。結論としては、よく言われる「喫煙車は買うな」です。車いじりに慣れて愛着は沸きましたが・・・。
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