Table of Contents、略してTOCというページ要素があります。名前ではなんとなく分かりにくいのですが、このブログにもついている、記事内のコンテンツリスティング(記事内目次)です。
プラグイン「Table of Contents Plus」で自動挿入できます。
記事の内容
Table of Contents(記事内目次)
以前の記事をちょっと加工したものです。
- 記事タイトル
- 導入テキスト
- Table of Contents(記事の内容と書いてある箱)
- 記事内容
というように挿入されます。このTable of Contentsを見るとページ内の特定の場所へ移動することができるので、長い記事の一部だけに興味がある人が目的のコンテンツを探しやすくなります。
TOCのメリット
Googleで検索したときに、このリンクがそのまま検索結果にでるようになるらしいです。(自分では未確認です。)
記事が長いときに、目的の情報を探しやすくなるかもしれません。(パソコンなら問題ないですが、スマートフォンではブラウザによっては記事内検索がしにくいです)
TOCのデメリット
TOCの作り方によっては、これだけ見ても何がなんだか分からなかったり、詳しすぎて記事内容に興味がなくなってしまうことも考えられます。
WordPressプラグイン
TOCを実現するプラグインはいくつかプラグインライブラリに登録されていますが、今回紹介する「Table of Contents Plus」以外は数年以上更新されていないものばかりでちょっとインストールする気になりません。
Table of Contents Plusは導入も簡単なので、これで必要十分ですね。無料プラグインなのでありがたいです。
プラグインを使わないで作る方法はありますが、プラグインのほうが簡単ですね。
プラグインを使わない方法
プラグインを使わずにTOCを表示させるための一つの方法は、目次を記事内に書くことです。毎回作っていると面倒なので、あまりやりたくはありません。
もう一つの方法は、テンプレートを編集して機能拡張することです。詳しく解説されているブログがあります。
【WordPress】見出しから目次を自動生成。プラグイン不要!コピペでOK(ゆめぴょんの知恵)
プラグインの数を減らすための方法ですね。サイトのアクセス数によりますが、キャッシュプラグインを使っていれば、それほどアクセススピードに影響しないような気がします。
初心者的にはプラグインでよいと思います。
Table of Contents Plusの設定
設定画面は英語になります。
メインタブが3つあります。最初のMain Optionsだけ設定すればとりあえずOKです。
必要な設定項目は、
- Position—TOCをどこに表示するか。デフォルトは最初の<hタグ前です。ほかに最初の<hタグ後、記事の最初、最後があります。
- Show when—<hタグが何個ある場合にTOCを自動表示させるかの設定です。TOCを表示させたはいいけれどほとんど空っぽでは見た目が良くありませんので、適度な数字にセットします。
- Auto insert for the following content types—自動表示をさせるページを設定します。POSTは個別投稿、PAGEは固定ページです。
- Heading text—TOCのリスト前に「記事の内容」などの文字を表示させる設定です。ここで、TOCを表示させたり隠したりするボタンの文字も設定します。
- Show hierarchy—TOCのリストを階層表示するかどうかの設定です。これをチェックした場合、<h2>の下に<h3>、その下に<h4>などのように階層化されたリストになります。チェックを外すと、対象<hタグが羅列されます。
- Number list items—これをチェックすると、リストアップされた項目に数字がつきます。あった方が見やすいですが、階層が複雑になると見た目が悪くなります。
- Enable smooth scroll effect—クリックされたときにスクロールするか、ジャンプするかの違いです。好き嫌いですが、スクロールするためにはJavascriptのjQueryのようなライブラリを使っているので若干速度低下しそうです。
- Heading levels—Advancedメニュー上にあります。リストアップする<hタグを選べます。たとえば、<h5>以下は細かすぎるからリストしたくない、などを選ぶことができます。
です。設定を有効にするには、一番したのセーブボタンを押すのを忘れないようにしましょう。