お名前.comはドメイン移管には向かず、使いにくい。でも安い

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昨年まで「みんなのドメイン」を主に使っていましたが、価格がいつの間にか変わっていたり、停止したり、競争力が落ちているので他のレジストラをいくつかいくつか試してきました。

私は大手を避けたい天邪鬼なので、GMO系列のお名前.com、ムームードメイン、バリュードメイン、は使ってきませんでした。今回、初めて「お名前.com」を使ってみたので記事にしておきます。

お名前.comはキャンペーンをたくさんやっていて、キャンペーン期間中はとても安くドメイン登録ができます。大手の安心感もあり、それでいて安いので悪くないレジストラですが、いくつか注意点もあります。

お名前.com

お名前.comは最近1200万件登録記念キャンペーンというのをやっている、大手のレジストラです。

onamae-com

今までなんとなく避けてきたのもありますが、使おうと思ったことは今までにもあったのです。使い方がわからなかっただけで。

ドメインNavi

何がわからなかったのかというと、ユーザー登録方法です。

今回はユーザー登録方法をとうとう見つけたので、ユーザー登録をすることができ、ドメインを登録できました。そんなんで良いのかなと思わないではありません。

「ドメインNaviログイン」を押すとユーザーログイン画面になります。

onamae-login

ここで、ユーザー登録をしようと思っても、IDを忘れた、パスワードを忘れた、というリンクしかなく、「ユーザー登録はこちら」がないのです。

以前はここで断念していました。

もしも、同じところで躓いた人がいたら、念のために。

ドメイン名を選んでドメイン登録手順を踏んでいくことで、途中でユーザー登録できます。

確かに安い

頻繁にキャンペーンをしているので、希望のドメインが安くなっているかどうかはさておき、かなり安い料金で始めることができます。

特に、2016年になりGoogleアドセンスのアカウント登録に独自ドメイン名が必須になりました。100円以下で取得できるドメインがあるのは大きいことではあります。

ただし、注意を要する点が多くあります。

更新料金は安くない

初年度は安いですが、更新料金は以前の「みんなのドメイン」や「スタードメイン」などと比べても安いわけではありません。

Whois情報公開代行

ドメインプライバシーとも呼ばれる機能で、ドメイン名の登録者としてレジストラがユーザーの本当の情報を隠すための登録者情報を提供してくれます。

日本のレジストラでは、使いやすいところの中ではお名前.com以外はすべてほとんど無条件で無料です。お名前.comでは、「登録時にWhois情報公開代行」を選んだときだけ無料で、それ以外の状況では980円/年です。

維持手数料も考えると、だいぶ高くなります。

ドメインを移管した時にはWhois情報公開代行を後から設定する必要があり、この余分な980円が必ずかかります。レジストラは大抵それほど重要ではないので、お名前.comへ移管する理由はあまり考えられません。

ちょっと使いにくい・・・

私には、ユーザーインターフェースが使いにくいです。ログインしたらすぐにドメイン登録の更新を促す画面が表示され、別のページに移動しようとすると邪魔されます。まだ360日以上残っているのに・・・。

また、現在持っているドメイン名の一覧にたどり着くのが面倒です。「Navi Top」では一覧表示されていますが、「ドメイン設定」には一覧を見る機能がありません。

 

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