Ubuntu Server 20.04.03の仮想マシン用にブリッジを作成

サーバー

かなり前に一度設定しているのですが、再度調べながら確認していきます。

KVMの仮想マシン自動起動 virsh autostart【Ubuntu 20.04】
KVMの仮想マシンを作成したのですが、毎回起動はつらいので自動起動にしました。当初起動できなかったのですが、ネットワーク設定を変えたらうまく行くようになりました。

仮想マシンインストール後

Ubuntu Server 20.04.3 LTSを入れてみる
かなり前にUbuntu Serverをインストールしたのですが、忘れてしまったのでまたやり直しつつ、新しいことも入れてみようと思います。

でKVM環境をインストールした時点で、とりあえず仮想マシン側からインターネット接続することができます。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

のようなコマンドだったり、wgetのようなコマンドは標準のままでも通ります。でも、外から仮想マシンへの通信はできない状態です。仮想マシンを作って何かする場合、仮想マシンが何かのサービスを他に向けて提供してくれないと困る場合も多いです。

今回の場合、VPNサーバーのSoftEtherを利用したいと思い、インストールしてみたものの、Ubuntuでは「プロミスキャスモード」に簡単にはできない(?)のでVPNでIPアドレス取得はしてみても、そこから他のサービスを利用できない状態で実質動きませんでした。

When will netplan support promiscuous mode?
I've been using Ubuntu to roll out different types of network sensors for various reasons. Frequently relying on promiscous to even perform troubleshooting. ...

ネットワークブリッジを作成して物理ポートに接続、仮想マシンからはネットワークブリッジに接続する設定にしたところ、スピードは遅いですが接続可能になりました。

以前と変わった(?)ところ

前回設定した時にはできなかった、GUIのVirtual Machine Managerでブリッジを設定できるようになっていた(以前も再起動等したら設定できたのかも)点が前回との違いです。

ネットワーク設定「netplan」で仮想マシン用ブリッジ作成【Ubuntu 20.04】
Linuxはネットワークの設定が結構面倒です。KVMを使用するとなおさら・・・。ネット上にはあれこれと情報はありますが、Ubuntuは16.04以降、ネットワーク設定はnetplanで行うように変わっています。 (旧来の方法でもできる...

Network source:で、Bridge br0: Host device eno1を選べるようになっており、これを選択すれば設定完了できるようです。

今回の設定手順

もともと設定されている標準のインターフェースを破棄して、netplanのyamlファイルを追加します。インストール直後は/etc/netplan/下には00-installer-config.yamlのみ存在しましたが、ファイルを新しく作ってしまえばよいようです。

【Ubuntu】 /etc/netplan/50-cloud-init.yamlを編集するの止めろ - Qiita
この記事はSFC-RG AdventCalender 14日目です. まえがき 筆者反省の記録. 注意 cloud-init/netplanのアーキテクチャについては説明しません. 対象者 Ubuntu Serv...

なので、99-config.yamlとかでよいのかなと思います。

sudo nano /etc/netplan/99-config.yaml

でファイルを開いて(vimは使えません・・要修行)

network:
  ethernets:
    eno1:
      dhcp4: no
      dhcp6: no
      addresses: [192.168.68.68/22]
      gateway4: 192.168.68.1
      nameservers:
        addresses: [1.1.1.1, 8.8.8.8]
      optional: true
  bridges:
    br0:
      interfaces: [ eno1 ]
      dhcp4: true
  version: 2

今回はこんな感じのファイルになりました。dhcp4: yesにして(dhcp4: trueでも同じ?)、

sudo netplan try
sudo netplan apply

すれば、br0が動くので、仮想マシンマネージャーからブリッジを設定で行けました。

Softether VPN Serverのホストマシンに

これを設定することで、SoftEtherで求められたプロミスキャスモード(MACアドレススプーフィング)にしなくても通信可能でした。

UbuntuにSoftEther VPNをインストールする
Ubuntu 20.04.3をインストールしましたが、ここにVPNシステムのSoftEtherをインストールしようと思います。個人の作ったリポジトリからインストールすれば簡単なようですが、ちょっと怖いので自分で入れてみようと思います。 ...

 

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