仕事場用にLenovo ThinkCentre M75q Gen2をオーダーしてあるのですが、しばらく来そうにありませんし、新しいCPUを見ていると家に欲しくなります。今、家の中で使っているのは第6世代Core i7が載った結構前のThinkpad X1 Carbonをメインに使っています。
アプリをいろいろ起動していくと結構かくかくするし、時々Chromeも固まるのでそろそろ買い替えも視野に・・・。新しいのが欲しい言い訳をしているだけですね。
現在の購入候補は、やはりAMDの第4世代Ryzen 5000シリーズのPCです。長い間タワーパソコンを使ってきたので、次はBTO(built to order:販売側でカスタム組み立て)のタワー型にしようかなと思っています。
BTOパソコンと自作パソコン
BTOパソコンは、いくつかのパソコンショップでオーダーに応じて組み立てて発送してくれるものですが、Lenovoなどの長大企業でもカスタマイズして発送してくれます。Lenovoが基本中国生産で送ってくるので遅すぎるというのはありますが、ショップで頼むメリットとしては、在庫がある部品でお願いすればオーダーしてから数日以内には発送してくれる点を挙げられます。また、たいていは経験豊富なスタッフが配線をこだわって作っているので、自分で作るより綺麗な仕上がりになります。
一方の自作パソコンは、パーツをショップで買うか古いものを流用して、自分で組み立てを行うタイプのパソコンです。パーツの相性問題で引っかかったり、細かい部品が足りなくなって困るということが起こりやすいです。結構時間がかかるので、実用性重視、効率重視ではなくて「趣味」に分類したほうが良いと私は思います。
自作パソコンのほうが同じパーツを利用すれば若干安くなる傾向がありますが、最近はショップ系のBTOパソコンがかなり安く手に入るので、自作よりもお得な場合も結構あるはずです。
一方で、マニアックなパーツを使いたい、というような場合には数が出ないモノの場合にはBTOでは使えない、自作するしかない!ということもありますが、そういう場合はまさに趣味の領域と言ってよいのではないかと思います。
第4世代Ryzenで組みたい
2020年11月に発売された第4世代Ryzenは7nmプロセスで作られた2世代目です。IntelのCoreシリーズは、AMDからだいぶプロセスの進歩が遅れてしまっていて次に発売されるものも14nmですので、性能面ではいいかもしれませんが、何となく7nmが欲しいのです。携帯電話よりも古いプロセスで作られているパソコンを今から買うのはちょっと悔しいですし。PCI-E 4.0への対応もAMDのほうが速いです。
昔と違って「AMDは性能はそこそこで安い」という時代ではないので、絶対的な価格がすごく安いわけではありません。CPUの価格は安いですが、マザーボードが高かったりするのでそれほど変わらないです。
逆にThunderboltを使えるのがASROCK製マザーボードしかないのは、AMD Ryzenで気に入らない点です。
第4世代Ryzenのラインナップ
2020年11月現在で発売されているのは、末尾にXがつくCPUだけで、キャッシュサイズは同一です。
TDP | 価格 | コア | スレッド | クロック | ブースト | |
Ryzen 5 5600X | 65W | $299 | 6 | 12 | 3.7 | 4.6 |
Ryzen 7 5800X | 105W | $449 | 8 | 16 | 3.8 | 4.7 |
Ryzen 9 5900X | 105W | $549 | 12 | 24 | 3.7 | 4.8 |
Ryzen 9 5950X | 105W | $799 | 16 | 32 | 3.4 | 4.9 |
プライスリストを見ると、Ryzen 9 5900Xが一番魅力を感じる価格設定です。24スレッドの性能を使いきれるのかというと難しいですね。
水冷?
個人的には水冷PCはかなり好きで欲しいのですが、重いんですよね。横倒しするのが怖いですし。以前ショップで作ってもらった本格水冷は、もうすぐ10年たちますが電蝕などは見た目上起こっていないです。
簡易水冷ならいいのかもと思います。簡易水冷にもいろいろあって目移りします。今欲しいのはアルファクールのAIOタイプです。

クーラントのつぎ足しができたり、パーツを増設できる、簡易水冷と言っていいのか微妙なものですが、よさそうに見えます。
BTOメーカー
日本で購入できるBTOパソコンは検索するといろいろ出てきますが、
- Frontier
- パソコンショップSEVEN
- ツクモ
- ドスパラ
- PC工房
- ストーム
- サイコム
- アーク
- アプライド
- マウスコンピューター
- (Lenovo)
あたりでしょうか。水冷パソコンにかなり強みのあるサイコムを除くと、ツクモ、ドスパラ、PC工房あたりが実店舗を全国展開している大規模ショップ、マウスコンピューター・レノボは大規模メーカーです。
価格的に気になるメーカーはFrontierとアプライド、パーツの選びやすさでSevenも候補に挙がります。(今のところ)ギラギラ光るのは好みではないので、光らないケースが選べるメーカーはポイントが高いです。
一番気になっているのは、Frontierのキャンペーン品です。ちょうど欲しいスペックをセールにしてくれています。
Frontierのセール品
1週間ごとくらいにどんどんセール内容が変わっていきます。2020年11月25日現在は、もう一歩、欲しいスペックと違うような気がしますが魅力は感じる値段のセールになっています。
Ryzen 9 5900XでRTX3070のモデルが欲しい・・。
GAシリーズ Ryzen 7 5800X + RTX 3070AMD Ryzen 7 5800X (3.80GHz / 32MB)
MD Ryzen 7 5800X (3.80GHz / 32MB)
NVIDIA GeForce RTX 3070
16GB メモリ
[M.2 NVMe SSD] 1TB + [HDD] 2TB
850W電源 80PLUS GOLD【日本製コンデンサ仕様】
194,800円
GAシリーズ Ryzen 9 5900X + RTX 3080
AMD Ryzen 9 5900X (3.70GHz / 64MB)
NVIDIA GeForce RTX 3080
32GB メモリ
[M.2 NVMe SSD] 1TB + [HDD] 2TB
850W電源 80PLUS GOLD【日本製コンデンサ仕様】
239,800円
GBシリーズ Ryzen 9 5950X + RTX 3070
AMD Ryzen 9 5950X (3.40GHz / 64MB)
NVIDIA GeForce RTX 3070
32GB メモリ
[M.2 NVMe SSD] 1TB + [HDD] 2TB
850W電源 80PLUS GOLD【日本製コンデンサ仕様】
259,800円
GAシリーズ Ryzen 7 + RTX 3070
AMD Ryzen 7 3700X (3.60GHz / 32MB)
NVIDIA GeForce RTX 3070
16GB メモリ
[M.2 NVMe SSD] 1TB + [HDD] 2TB
850W電源 80PLUS GOLD【日本製コンデンサ仕様】
149,800円
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