WordPressブログのリンク切れを調べるにはプラグイン「Broken Link Checker」が手軽で強力です。限界もあり、「Open Graph、Twitter CardをWordPressでリンクとして使う」の記事で紹介して以来愛用しているプラグイン「Onebox」には対応できません。
また、当然ですがJoomlaで作った別サイトでは働いてくれません。
リンクが切れているかどうか利用者の立場でサイトを巡り、一つ一つチェックしてくれるサイトがいくつかあるので紹介します。
良さそうな物からリストしていきます。
Online Broken Link Checker
一見、SSLサイトのチェックが出来なそうに見えますが、問題ありませんでした。他で拾っていたSimplicityへのリンクエラーは拾いませんでした。(ブラウザで直接開くとセキュリティ警告が出るページです)
エラーの検出は、
- ブックマーク数がゼロのはてなブックマークへのリンク
- 書き込みユーザーのページ(非公開にセットしてあります)
リンクチェッカー(リンク切れチェックツール)
標準で日本語ページが表示されます。国産?
アフィリエイトがぺたぺたと張られています。https://tek2tech.com/で試すとDr. Link Checkがすぐ終わったのと比べるとまだ記事が少ないサイトなのに50分掛かりました。記事が200くらいある別サイトで試したら8時間かかりました。
リンクのURL表記が//で始まるものに対応していないようです。//feedly.com/がhttps://tek2tech.com/feedly.com/に、//wp-simplicity.com/がhttps://tek2tech.com/wp-simplicity.com/に、Twitterのシェアリンクも変換されてエラー判定されます。SSLを使っていない場合と、テーマによっては問題ないと思います。
サーバーによるかもしれませんが、ちょっと古いサービスかもしれません。エラーの検出は、
- ブックマーク数がゼロのはてなブックマークへのリンク
- SSLサイトの場合、プロトコル非依存リンクのすべて
- 書き込みユーザーのページ(非公開にセットしてあります)
結果がテキストで表示されるのでコピーペーストして後からチェックできるのが、地味ですが便利です。
Dr. Link Check
使ってみたところ、悪くないです。速度も上々。Betaと書かれているためか、インターフェイスがとてもシンプル。
検証できるリンクの数が決まっていて、1000までです。
エラーの検出は、
- ブックマーク数がゼロのはてなブックマークへのリンク
- Simplicityへのリンク(テーマの設定でリンク先がプロトコール依存[]ではなく[[//wp-simplicity.com]]であるため)Simplicity内部SEO施策済みのシンプルな無料Wordpressテーマを公開しています。初心者でも出来る限り分かりやすく使えるように作成しました。
- 書き込みユーザーのページ(非公開にセットしてあります)
及第点に及ばなかったサイト
次のサイトは、私のサイトに対してはあまり好ましくない結果を出しました。人によりますし、無料サービスなので試してみても良いとは思います。
Online Website Link Checker
リンクチェッカー(リンク切れチェックツール)よりは早いものの、遅いです。
リンクチェック数が500までに制限されています。また、ピンバック用のURLを拾ったり余計なものを拾いすぎです。
インラインのスタイル定義内に出てくるURLも拾ってしまいました。
dead link checker
インラインのスタイル定義内に出てくるURL(最終的に吐き出されるURL全体ではなくURLの一部分)を拾ってしまいエラーを出しました。
Check whole websiteにしてもトップページしか見てくれませんでした。そして拾ったリンクの数は3つだけ。
結論
サイト規模が小さい場合(100記事以内など)は「Dr. Link Check」が良いと思います。大き目の場合は「Online Broken Link Checker」で。
使えない結果も多いのでテキストフィルタリングが必要になりますが、時々寝る前に「リンクチェッカー(リンク切れチェックツール)」を使っておいて翌日見るというのも良いと思います。
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