家のWIFI(無線LAN)が遅すぎる・・・対策は?PLCにすべき?中継器?

マンションに住んでいるのですが、最近特に夕方帰宅後にインターネットが遅くて耐えられません。

元々、マンションの管理費にインターネット接続が組み込まれていて、住人で共有するタイプという点がかなり悪いのですが、WIFIが混み過ぎているのも原因のひとつです。

対策をいくつか上げましたが、まずWIFIの設置場所を検討し、中継器、どうしようもなければPLCと思います。

日本のインターネット接続事情

日本のインターネット人口はなんと一億人を超えていて普及率83%だそうです

http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/kids/internet/statistics/internet_02.html

最近特に普及が進んだのはスマートフォンですが、パソコンの普及率も75%になっていて高い数字です。スマートフォンが普及してから、パソコンも著しく小型化したと思います。私が愛用しているLenovo X1 carbon2016年にふるさと納税で貰ったものです)もウルトラブックと言われる類の薄いラップトップパソコンなのですが、X1 carbonを含めて最近売られているラップトップコンピューターには有線LANを使うためのイーサネットケーブルのコネクターがありません。X1 carbonの場合、付属しているコネクターを介してイーサネットの差込口を増設できるようになっていますが、面倒でほとんど使いません。

スマートフォンのほとんどと一部のタブレット・ラップトップは、携帯ネットワークを通じて通信できますが、携帯の通信料は結構高いので家・職場・カフェなどではWIFIを使う人も多いはずです。携帯キャリアで自宅用のインターネット回線を抱き合わせ販売していたり、家電量販店でパソコンとインターネット回線が抱き合わせられているのもよく目にします。

私の家族もパソコンを買いに出かけ、インターネット回線を一緒に契約してモデムをレンタルして、使わないのにWIFIが設定されたモデムを家に設置していました。WIFIは使わない人も電波を発信していることがあるのです。

住宅事情とWIFI

私のパソコン設置場所で見えるWIFIの数を見てみました。

Wifi Analyzerの画像:かなり混んでいる

Wifi Analyzerの画像:かなり混んでいる

鉄筋コンクリート造りで電波は通しにくいはずなのですが、15個以上、(一瞬現れて消えてしまうものもあるので)20個近い電波が飛んでいます。数年前と比べて出力が大きいWIFIアクセスポイント(「遠くまで飛ぶ」と宣伝している機種)が広がったためと思いますが、劇的に混雑しています。

少し前まで住んでいた場所でも同じだったので、余程周りと離れていなければこんなものでしょう。

2.4GHzと5GHz

この混雑しているチャンネルは2.4GHzのものです。WIFIは通信に使われる電波の波長により、2.4GHzと5GHzに分けられますが、もともと使われていたものが2.4GHzです。

波長が大きいと遠くまで電波が飛びにくいのと、新しい機種でないと5GHzに対応していない場合があるため、5GHzはそれほど使われていません。

2.4GHzの混線

2.4GHz帯の電波は干渉されやすく、例えば電子レンジを使用すると周りではWIFIが使えなくなってしまいます。体感では5m離れてもだめな場合があります。

電子レンジよりも大きな問題は、WIFI同士の干渉です。2.4GHz帯は1~14までの14チャネルに分けられていて、それぞれのWIFIアクセスポイントが一つのチャネルを利用することになっています。が、干渉を防ぐためには5チャネル離さなくてはいけないため、実質的に1、6、11の3つしか干渉なしで使うことができないのです。

自分のアクセスポイントならずらして設置できますが、他の人のものはコントロールできませんので絶望的です。2000年代は初期設定がチャンネル固定で売られていたアクセスポイントが多く、チャンネルを変えることで干渉を防ぐことができましたが、今は自動でチャンネルを変えていく機種がほとんどなので、チャンネルを設定することで干渉を免れることはできなくなりました。

さらに悪いことに、高速通信規格で1+5など2つのチャネルを占有する機種も普及してきています。

干渉から逃れる方法?

WIFIの干渉によってインターネット速度が低下するのは致し方ないのですが、接続が切れてしまうことが増えるのはかなりつらいです。

同じチャネルを使っているアクセスポイントが増えるほど、同じチャネルの電波の強度が高いほど干渉される頻度が高くなりますので、対策としては上と同じでできるだけ空いているチャンネルに移動することと、できるだけ自分の電波強度を高めることが挙げられます。

自分の電波強度を上げる方法は、出力の高い高級機種を購入するか、利用するラップトップなどの端末とアクセスポイントを近くに設置する、もしくはリピーターを購入する、の3つがあります。電波が強くなると、周りに設置されている他のアクセスポイントが同じチャネルを使うのを避けてくれる効果もあるのでしばらく快適なWIFI生活を送ることができます。

2.4GHz帯を使うなら、いたちごっこで、どうしようもないのです。

5GHzは良いのか?

5GHz帯は上の項でも書いたように余り使われていません。知名度が低いのと対応機種が少ないから、というだけではなく、実際に使ってみると使い勝手はあまりよくありません。

まず、WIFIが2.4GHzから始まったため5GHzが使える機種は2.4GHzでも通信でき、有効範囲は2.4GHzのほうが広いのです。また、以前の機種は2.4GHz通信は速度がでなかったのですが、最近はそうでもなく有線LANよりも速いくらいです。

そうすると、WIFIのエリアに近づいたときに2.4GHzの有効範囲に入ることになります。よく行く場所のWIFIは「自動で接続する」設定にしている場合が多いはずです。そうすると、いつも2.4GHzのほうが先に接続されていて、5GHzはなかなか使われません。また、有効範囲が狭いために5GHzの通信がいつの間にか途絶えていて2.4GHzしか繋がらないという事態に陥りやすいのです。

私は最近ASUSのアクセスポイントを使っていますが、いずれの機種でも5GHzでずっと安定して接続できるのは遮蔽物がなくて10mくらいまで、極薄い壁を通すと7mくらいまでで、それを超えると繋がったり切れたりを繰り返してしまいます。自動で接続する設定をしていれば即座に2.4GHzで接続してくれますが、少し待たされるのは避けられずあまり快適とは言えません。アクセスポイントのすぐ近くだとすごく良いのですが・・・。

PLC(パワーライン・コミュニケーション)

そこで出てくるのが、PLC、Powerline Communicationという機器です。かなり古くからあるもので、今でもアマゾンの売れ筋機種が2009年発売のパナソニックだったりするような電子機器です。電源ラインを使って通信する器具で、家庭用コンセントにつないで使用します。配電盤を通っては通信できにくいため、一応家庭内でだけ使えるようになります。(が、他の家からアクセスできないという保証はありません)

WIFIでのパスワードのようなものを機器内で生成して、ペアリングすることで機器同士で通信できるようになります。メーカーごとの互換性がないため、マイナーメーカーで製造中止になるとつらいものがあります。

私も最近まで使っていましたが、古くなってきて使わなくなっていました。今まで使ってきたのはアメリカで売っていた機種なので日本では入手不能です。日本では長らく新機種が出ていなかったのですが、2017年に価格.comに2機種が登録されました。

が、一つ目のIO DATAは型番が違うだけの同じ製品です。

http://amzn.to/2h4Uyhy

もう一つのTP-Linkは新製品かとおもったら、2013年海外のAWARD受賞とあるので、古い機種ですね・・・。

http://amzn.to/2vWCXL9

いずれも速度が出ないようなので、XBOXに使うくらいしか用途がありません。

アメリカのAmazon.comだと通信速度が速そうな機種が出ているので、買ってみたいですが返品できない(直送できないのでテスト時間と送料)と思うとなかなか手が出ませんね。

無線の中継器

一番無難な選択肢は無線の中継機を購入して電波強度を高めることだと思います。一度試してみて失敗したので、二の足を踏んでいます。

とりあえず、屋内配線の位置を考えて使う位置に近い場所に無線親機を設定してお茶を濁してみます。

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