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プラグインが原因でサイトエラーが出ていたので、この機会にプラグインを見直すことにしました。見直した後にサイトをアップグレードしたいとも思っています。
同じようにプラグインを見直したのは2017年8月だったので、約6年ぶりです。こんなに放置しても動き続けるWordPressは凄いです。
WordPressとJoomla
WordPressは記事を追加していただけでメンテナンスを全くしていなかったのですが、これまで特にエラーも出ず動いてきました。同じ時期から放置していたJoomlaサイトは表示不能+回復不能に陥っており、終了しています。
WordPressのメンテナンス性の高さに驚くとともに、脆弱性が残ったままになりやすい気がするので注意が必要ですね。
WordPressのプラグイン管理
ウェブサイトからだけではなく、レンタルサーバーの管理ツールからもプラグインの更新・インストール・アンインストールができる点がWordPressのすごいところです。プラグインディレクトリに入っているだけで、他のところには依存せずに動作しているため、ディレクトリ構造をみればインストール済みのプラグインが管理できるようになっています。
三大CMSと言われる、Joomla、Drupalと比べると顕著な違いです。
Joomlaの場合
Joomlaだと拡張機能パッケージがいくつものディレクトリに分かれてインストールされ、うまく消さないとサイトが動かなくなったりする場合があります。
Drupalの場合
Drupalは、拡張機能をフロントエンドからインスト―ルしようと試みるとサイトが回復不能になったりします。Drupalは、PHPの依存関係管理ツールのComposerに依存しているので、拡張機能のパッケージをインストールするのではなく、拡張機能に必要なバックエンドのライブラリをインストールしておかないと動作できなくなります。
インストール済みのプラグイン
現在インストール済みのプラグインを見ていきます。
ソフトウェア管理ツールのSoftaculous上で、このように見ることができます。
プラグイン名 | バージョン | 有効化 | 最終更新 |
---|---|---|---|
Accelerated Mobile Pages | 1.0.85 | 2023/5/10 | |
Ad Inserter | 2.7.28 | 2023/4 | |
Advanced Editor Tools | 5.9.0 | 2023/3 | |
Akismet Anti-Spam | 5.1 | 2023/3/20 | |
AmazonJS | 0.10 | 2020 | |
Analytify Dashboard | 5.0.3 | 2023/5/10 | |
Analytify Dashboard Widget | 5.0.1 | 2023/5/10 | |
Auto Featured Image (Auto Post Thumbnail) | 3.9.18 | 2023/3 | |
Autoptimize | 3.1.7 | 2023/4 | |
Better Font Awesome | 2.0.4 | 2023/1 | |
Broken Link Checker | 2.0.0 | 2023/4 | |
Disable Gutenberg | 2.9 | 2023/2/26 | |
Edit Author Slug | 1.8.4 | 2023/4 | |
Enlighter – Customizable Syntax Highlighter | 4.6.1 | 2023/1 | |
EWWW Image Optimizer | 7.0.0 | 2023/5/12 | |
Hello Dolly | 1.7.2 | 2022/10 | |
Insert Estimated Reading Time | 1.2 | 2019 | |
Insights from Google PageSpeed | 4.0.8 | 2022/8 | |
Limit Login Attempts | 1.7.2 | 2023/4 | |
LiteSpeed Cache | 5.4 | 2023/4 | |
Max Mega Menu | 3.2.2 | 2023/4 | |
Really Simple SSL | 6.2.5 | 2023/5 | |
Search Regex | 3.0.6 | 2022/9 | |
Site Kit by Google | 1.99.0 | 2023/4 | |
Sitemap Generator | 4.1.10 | 2023/4/24 | |
Table of Contents Plus | 2302 | 2023/2/9 | |
Virtual Robots.txt | 1.10 | 2023/4 | |
WP-SpamShield | 1.9.21 | 2017 |
以上、28種類のプラグインが導入されていました。
古いプラグイン
今回、問題を起こしたプラグインはWP-SpamShieldで、すでに無効化されていますが、これまで動作状態で置かれていました。他に、AmazonJSは2023年1月にセキュリティ上の問題で停止されているようです。
最近導入した「Insert Estimated Reading Time」は動作していますが、できれば他のプラグインに変えたいですね。「Edit Author Slug」はバージョンログには2022年と書かれていますが、最終更新は2023年4月です。翻訳の更新か何かあったのでしょうか?
停止中プラグイン
- Ad Inserterは使わなくなっています。もともと、Googleアドセンスをコントロールするのに使っていましたが、最近はGoogleにお任せ表示に変えており、テーマに1か所設定しているだけで済ませているため、無効化してありました。
- Akismet Anti-Spamは、今回問題を起こしたWP-SpamShieldとどちらを使おうかと検討した後、そのまま残っていました。ユーザー登録して色々するのが面倒で・・・有効化したことがありません。
- AmazonJSは、AmazonのAPIポリシーが厳格化してから停止しています。
- AutooptimizeとEWWW Image Optimizerは、なぜ停止したのか記憶がないですが、いつの間にか停止していました。
- Hello Dollyは、WordPressと一緒に入ってくるプラグインです。テスト段階以降、基本的にOFFのままです。消した方が良いのかどうかよくわからずそのまま放置して8年目です。
- Limit Login Attemptsは、役立つプラグインだったような気がするのですが、CloudFlareか何かと相性が悪かった?ような?気がします。
- Table of Contents Plusは、テーマをCocoonに変えてからテーマに入っているので停止していました。
AutooptimizeかEWWW Image Optimizerはどちらかを有効化して残そうかと思います。Limit Login Attemptsは再開したいです。
WP-SpamShieldの代わりのプラグインを探さないと。
消したプラグインと新しいプラグイン
アンインストールしたプラグイン
- WP-SpamShield
- Limit Login Attempts
- Edit Author Slug
- Ad Inserter
- Akismet Anti-Spam
- AmazonJS
- Autooptimize
- Hello Dolly
- Limit Login Attempts
- Table of Contents Plus
- Accelerated Mobile Pages
削除検討中
- Insert Estimated Reading Time
- Enlighter – Customizable Syntax Highlighter
- それほど使わないのに常にダウンロードされているので邪魔かも
新しくインストールしたプラグイン
- Converter for Media
- WebP(有料版だとAVIFも)を作るプラグイン
- AntiSpam Bee
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