WordPressは自動更新にしていて、基本的にバージョンアップはあまり気にしていませんでした。多くの人は似たようなものではないかと思います。
最近新しくインストールしたWordpressサイトでサイトヘルスステータスという項目がダッシュボードに出ていたのに気づきました。
よく見たら当サイトのダッシュボードにもあったのですが、ごちゃごちゃしていると気づきませんよね。ダッシュボードではなくても、「ツール」内に「サイトヘルス」がWordpress5.2から追加されているそうです。現バージョンは5.5.3なのでだいぶ前(一年半前・・・)ですね。
サイトヘルスステータスで指摘された問題
私の新サイトでは、imagickがインストールされていないという点とPHPのバージョンが古い点が指摘されています。
見やすくてわかりやすい指摘なので、改善するのもそれほど大変ではなさそうです。
アクティブなPHPセッションを検出
別サイトで見てみると「アクティブなPHPセッションを検出」という項目が致命的なパフォーマンスの問題点として指摘されてしまっています。
もう一項目、「サイトでループバックリクエストが完了できませんでした」も指摘されています。
session_start() 関数の呼び出しによって PHP セッションが作成されました。これは REST API およびループバックリクエストを妨害します。HTTP リクエストを行う前に、session_write_close() を使ってセッションを閉じる必要があります。
だそうです。プラグインのどれかが引っかかっていると思いますが、特定できそうにないのでとりあえず諦めます。長く使っているとゴミも増えていくので、リフレッシュスタートしたいですね。
サイトでループバックリクエストが完了できませんでした
ループバックリクエストは予約イベントの実行に使用されます。またテーマやプラグインの組み込みエディターでは、コードの安定性の確認に使用されます。
サイトへのループバックリクエストは失敗しました。現在、依存する機能は想定どおりに動作していません。
エラー: cURL error 28: Operation timed out after 10001 milliseconds with 0 bytes received (http_request_failed)
こちらも、何かのプラグインが干渉しているはずですが、特定は結構難しそうです。
PHPのバージョン、モジュールはサーバー側の設定
利用しているサーバー側でPHPバージョンの選択ができるところが多いと思います。imagickモジュール等も同じく利用ができる、はず。
サーバーの設定プログラムで出来ない場合は、ひょっとしたら「.htaccess」ファイルで設定できる可能性も、若干残っていると思います。

PHP7.4を利用したい場合は、
AddHandler application/x-httpd-php74 .php .php5
です。
レンタルサーバーで出来ない場合は、サーバー運営会社に問い合わせをしてみて、あまり対応する気がなさそうならサーバーを変えたほうが良いかもしれません。
WordPressの推奨設定が利用できないレンタルサーバーではあまり意味がありませんから。
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