Windows11にXAMPPを入れる
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ウェブサイトの運営環境としてとてもメジャーなLAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)に近い状況を普段使用しているWindowsマシン上で作れるWindowsアプリがあります。
XAMPPという名前のもので、クロスプラットフォーム(X)にApache(A)、MariaDB(M)、PHP(P)、Perl(P)を使えます。クロスプラットフォームなので、Windowsに限らず、Mac、Linuxにもインスト―ルできます。
XAMPPのインストール
ウェブサイトからダウンロードして、インストールするだけでとりあえず動きます。便利ですね。
インストールもとても簡単でした。気になる人以外は特にオプションの編集もいりません。
XAMPPの管理画面
シンプルですが、必要十分だと思います。各モジュールの「Start」ボタンを押せばとりあえずもう動いています。「Config」から設定可能ですし、インストールしたディレクトリをみてコンフィグファイルをいじるのでも大丈夫です。
簡単にJoomlaインストーラーが動いた
ドキュメントのディレクトリ(デフォルトでは「C:\xampp\htdocs」)以下にJoomlaサイトからダウンロードしたzipファイルを解凍して、ローカルホスト(URL: localhost)へ接続すれば、とりあえずインストーラーが正常動作しました。
ちょっと感激です。AlmaLinuxにCyberpanelを入れて、FTPでファイルを送って起動してみたら、なぜか動かなかったので・・・。セッションハンドリングの設定などがうまく行っていない説が掲示板に出ていましたが、一番簡単な方法で手順を確認しようとXAMPPを入れたらすぐに動きました。
XAMPPのメリット・デメリット
XAMPPの長所
とにかく簡単に動く
何よりも重要だと思いますが、インストールも簡単で、特に何も気にしなくてもとりあえず動作させるところまで行けます。
また、とりあえず動作チェックをするだけであれば、普段使用しているパソコンで完結できます。インターネット接続がなくても(インターネット上と通信しないサイトなら)動きます。
XAMPPの短所
機能性が古め
Apacheを使っているので、nginxやLiteSpeedのような高速ウェブサーバーの機能を使いたい場合は使えません。他のものを選択することもできません。
挙動が若干違う
MacやLinuxに入れる場合は違うかもしれませんが、Windowsにインストールした場合は、Windowsのファイルアクセス権限の管理方法がLinuxと同じではないためか、権限関係でエラーが出ることがあるようです。
また、Apache(やLiteSpeed)で使える「.htaceess」が上手く動作しない場合もあるようです。(使い込んでいないので詳細不明)
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